沖縄の野菜紹介 ①ハンダマ

2月も下旬に差し掛かり、日差しがどんどん強くなってきた沖縄です。 徐々に沖縄らしい季節になりつつありますが、季節の変わり目なので体調管理が難しいところ。そこで、これから少しずつ、沖縄特有の野菜や食材などを紹介していきたいと思います。第一弾として今日は「ハンダマ」をご紹介します!

ハンダマは中国から九州や沖縄にもたらされ、その栄養価から昔は薬草として人々に親しまれてきました。現在でも、注目すべき健康食材の一つです。

ハンダマには鉄分やマグネシウム、ビタミンAが抱負に含まれています。葉の裏側はポリフェノールの赤紫色素アントシアニンが含まれているため、とても鮮やかな紫色をしています。そのため、ハンダマは沖縄では昔から「血の薬」と言われて、血行不良や貧血、目の疲れや腫れに効くとされています。また、抗酸化作用もあるので、アンチエイジング効果も期待できます。

ハンダマは生でも火を通しても、どちらでも食べられます。生だと、シャキシャキと食感が良く、サラダにすると色合いもいいです。レストランのサラダバーなどでもよく見かけます。一方、火を通すとヌルヌルとした食感に変わります。お浸しや炒め物、天ぷらやお味噌汁など、バラエティ豊かに使い勝手のいい食材です。

ハンダマは、春から初夏にかけて、つまりこれからが旬なので、これからスーパーでもよく見かけるようになるでしょう。見かけたら、ぜひお試し下さい。

作・菅原研究所 田中友美

お母さんのマスコット男は実はDVになりやすい!!②

エリクソンの発達社会心理学というのがあるのをご存知ですか。人間は0から2歳までは無条件ぐらいの溺愛に近いスキンシップ。その後3歳からは自立の時代で、どんな小さなことでも、洋服や、靴も本人がしっかりと選んで行くように手を出さないでいると、上の男性のようにはなりません。3歳以上でも子供を散歩に連れ歩くペットの犬みたいに、お稽古、学習塾、洋服まで母や、父親が支配すると、ロボットになり、大人になってから上にあげたサンプルのような男性になることも多いのです。

一方、華やかな親の自慢の兄妹の影で、親にも、その自己愛の兄妹にも否定的な言葉を浴びせられ続けたり、召使のような存在のように蔑まれて、愛されなかった人になりがちです。

途中から親の自慢のコースから滑り落ちた子供は、親族の集まり、パーティにも連れて行ってもらえないまま大人になってしまい、自分の素晴らしさに気がつかず、プライドが低すぎる人間になります。愛情をうけたいがために、DVを受けている相手の嘘を間に受けて、そのままずるずる相手の悪の中からしっかりと逃れることもできない人生になります。

そのような人は親を憎んでいるので、自分を破壊することで親のメンツを潰して行こうという無意識の意識で、良い職場をなげうって、わざわざ夜の仕事をするような人生を男性も女性も選んでそこから出られずにもがく人生になるケースも多いです。 映画「嫌われ松子の一生 」を見た人は、そんな人生の流れを擬似体験することもできます。   解決のためには、両親はどの子にも平等な愛情で褒めることです。 今更、と気がついた時にはもうかなり育っている子供でも、夫や妻でも愛情のシャワー、褒める、認めるそして、出来るだけ自由に、心配せずに、やりたいような道を本人が選んだら、例えその道が将来お金持ちコースから程遠く見えても、それでも応援団として、信じましょう。

信じるとは、一言。楽天的になることでしょう。絶対に私の周りはどんなに悪いように見えることも、最後はハッピーエンドで素晴らしいことしか起こらない。。だから大丈夫。  私たち日本人なら、仏壇に向かってお線香をあげて、食べ物をおき、今日一日素晴らしいことがいっぱいあったことに感謝します。と一日の終わりに感謝のいのりをあげることだってそれなりの素晴らしい効果もあるでしょう。

瞑想を30分以上すると、よく宇宙の中に溶け込むといいますが、つまりは大きく混乱した問題もそのあとでは、小学生のドリルみたいに、簡単だなあと、解決出来る自信がついてくるのです。それこそが、混乱から解放され、静かな気持ち、恐怖や不安がゼロでなくとも70パーセントは減っているのです。

本当に優秀なカウンセラーだったら、きっと素晴らしい人生のパートナーにもなるし、本当はそんな素敵な話し相手は、本来昔だったら、そこらのお爺さんや、お婆さんの仕事だったかもしれません。楽天的な正直爺さん、婆さんでなければいけませんが。

どん底まで行けば、プールの底に足をつけて身を低くして、ジャンプ!!!  そこは1番の暗闇であるけど、そこから先に明るさがみえてくるのです。水の中から上がれば、そこは明るい空まで飛び立っていけるはずです。

自分と家族に、周りにそのような自己愛肥大、プライド低すぎ、の問題人生を抱えている人は、臭いものに蓋をしないで、頑張ってくださいね。 先送り人生だと、最後に私の人生何も満たされない、不幸だった。何もない。お金はあっても幸せは買えなかった、と遅すぎる後悔になって、孤独のうちに死ぬことにもなりかねませんから。

お母さんのマスコット男は実はDVになりやすい!!①

現代は昔ではあまり見かけなかった、結婚してから、そんな酷い??男、女が溢れています。それは自己愛肥大症候群の男だったり、女だったり。その裏には意外と、親の存在があるのです。
また逆に、そんな王子や、姫扱いしている母親、父親の、おメガネにかなった人間(エリート作品)になりそこねた、日陰の兄妹は、自尊心が低すぎるので、ある時には、DVをうけやすかったり、自己愛肥大人間と結婚して、奴隷にされてしまう人生になってしまったりと、大変な時代です。

美空ひばりは姫だとしたら、そばでつききりの母親は、妻と夫の関係は冷めていて、娘の天才性にすべての愛情を注ぎ込んだ最高のマネージャーでプロデューサーの母親でありつつ、一方で、日陰の兄弟をどうしても愛情不足も含めてつくってしまったかもしれません。

でもこの自尊心の低い女性でも、マジギレすると、寝ている間に夫を殺害などと、今までの過去の恨みが一瞬で吹き出して、事件を起こすことにつながることだってあるので、私たちは、ただ、猟奇事件だ!!とワイドショーで垂れ流されるニュースのふりをした、娯楽をもっと深く、なぜその人はそうなったのか???しっかりと、社会心理学的に理解する必要もあるでしょう。

そうならないために。そういう子に自分の大事な子供をしないために。 そして、自分の中にある、自己愛肥大(ナルシズム肥大)をきちんと良い方向に昇格していくためにも。あるいは、逆の、才能も美しさもあるのに、DVの男や女と恋愛してしまう。 結婚してしまわないために。あるいは結婚しても引き返す、声を出してNOと言える人になるために。

やはり終わり良ければすべて良しの人生観のたくましさが、必要です。パートナーと苦労はあっても、それ以上に幸せと大きな実りのある人生だったと、振り返れるように生きるために。

私の近くにも、そんな人々をみいだすことができます。先日離婚を決意した女性は夫が結婚するまでと、結婚したあとで、180度変身。スポーツマンで、ガタイが大きく、そのセクシーさに惹かれ、自分の出産適齢期35歳でゴールイン・・・のはずが、男性は母親になんでも相談しないと気が済まない。ちょっと気に入らないと、マジギレ、テメー!!ウルセー。 など朝飯前。離婚でもお金のことでは嘘をいっぱいつかれて、弁護士に代行してもらうまで、そのひどいシャウトはかわらないので、ついに電話テープをとったとかです。相手の男性は何と学校では1番物分りの良い、人気の先生なのです。 彼の父の姿は霞んでいて、どこにも存在してないみたいです。

東京スカイツリーは、江戸時代にルーツを持つお土産が買える、21世紀の日本で一番イケてるタワーです。②

下町に育った人の思い出のひとつは、子供の頃食べた駄菓子。
飴、おこし、あられ、かりんとうなど、200年、300年もの昔からあるお菓子が多く、アメリカ人には驚きでしょう。フランス、オーストリアなどには歴史ある素晴らしいお菓子が多いですが、それらは貴族や王様だけに限られていたお菓子ですね。下町のお菓子は江戸時代からすでに一般の人が小銭を出して買っていたものが多いのが特色です。

昔ながらの日本のお菓子を探ってみませんか。
2階の「二木の菓子」はお菓子の問屋さん。昔懐かしい駄菓子がたくさんあります。

また、下町の職人たちは細かい仕事が得意です。
東京スカイツリータウン周辺は、かつて 第二次世界大戦前まではガラス製品を作る小さな工場町として栄えていました。ガラス産業は今でもこの土地の地場産業として残っています。

中でも江戸切子と呼ばれる繊細な細工が施されたグラスは美しく、おみやげにぴったり。
1階の「はせがわ酒店」店内にはお酒と一緒に繊細な江戸切子のグラスが展示販売されています。 美味しいお酒と一緒にグラスもいかがでしょうか。
江戸切子ガラスは、同じく1階の「私の部屋」というお店でも取り扱っています。

昔ながらのものと新しいもの。どちらもスタイリッシュにディスプレイされており、 眺めるだけでも楽しい時間をすごすことができます。
新しくなった下町に、ぜひ足を運んでみてください。

Reported by 菅原研究所 青池ゆかり、菅原明子

東京スカイツリーは、江戸時代にルーツを持つお土産が買える、21世紀の日本で一番イケてるタワーです。①

2012年 5月のオープン以来、東京の新たな観光名所となった東京スカイツリータウン。日本人が今もっとも行きたい場所です。

東京スカイツリータウンは、高さ634mの電波塔、東京スカイツリーと商業施設およびオフィスで構成されています。このタワーは、これまで電波塔として機能してきた東京タワーよりも高いタワーが必要とされたために建てられたもので、東京タワーがパリのエッフェル塔に似た形をしている一方、こちらの塔はよりスレンダーで無駄のない形をしています。また、ライトアップも東京タワーのようにPOPな色ではなく、特殊な青や紫など、日本人からみると優雅な色づかいをしています。

コンセプトは、「ライジング・イースト」下町地域の再生と新しい街づくりを掲げています。
今日本ではなぜか、エコロジーが世界一進んでいた江戸時代(1600~1868年)がとても人気になりつつあります。江戸時代の半ば、江戸は世界一の人口100万人の都市でありながら、犯罪も世界一少なく、たった30人の役人が警察として働いていたと言いますが、本当?と思ってしまいますね。そしてそのころの、人びとの優しさ、活力、生活ぶりや江戸土産を今につたえているのが、現在スカイツリーのあるあたりなのです。

江戸の昔、武家が住む高台は「山の手」、町人が住む商工業地域は「下町」と呼ばれていました。日本橋、神田、浅草とともに、スカイツリーが立つこの地域も下町にあたります。 下町は今も昔も職人の町。
江戸の伝統を受け継ぐ職人の手仕事の数々を今に伝えるのが、このあたりの小さな家族経営の工場です。

東京・下町のお土産、しかも江戸時代からの歴史を感じさせるお土産を買いたいなら、ショッピングエリアの東京ソラマチがおすすめです。
東京ソラマチは、土産物はもちろん、飲食店、ファッション・雑貨、お惣菜・スイーツの店が軒を連ね、毎日大勢の買い物客でにぎわっています。

まずは4階、ジャパンスーベニアのフロアに行きましょう。
この階では各種雑貨、食品サンプル、コスメグッズなどの土産品が販売されていますが、 一番のおすすめは「まめぐい」の手ぬぐい。
ハンカチ大の小さな手ぬぐいは絵柄が豊富で、下町の風情を味わうことができます。

江戸時代の人はお祭りが大好きで、様々な模様入りの手ぬぐいがありましたが、その模様が粋(エッジーでかっこいい)だとすごく流行し、キッチンでもまた風呂に行く時も、仕事で男の人が腰につけて、汗を吹いたりするのにも重宝したものです。本来の手ぬぐいは頭にかぶる機能も兼ねていたので、大きさは70cm×40cmくらいです。

でも新品を使うのは、お祭りの日です。キリッと鉢巻にして、上半身裸で筋肉を見せ、神輿を担ぐ姿は、女性にセクシーさをアピールする絶好のチャンス。だから、ここはまっさらの新品を使うことが大事だったのです。

その手ぬぐいの結び方をくふうして、かっこよく見せられる男がモテたので、男の子はみんないろいろな紺色や茶色にそめられた長方形の手ぬぐいをどんな風にかぶるか、いつも工夫していたというのですから、面白いですね。

この店では、手ぬぐいと小さなお菓子を選んでレジに持って行くと、店員さんがお菓子を箱に入れ、手ぬぐいで美しく包んでくれます。ここで売っているのは、今説明した手ぬぐいの半分サイズですが、そのまま手渡しできる、キュートなお土産です。
また、この手ぬぐいとそれに合う額縁を手に入れ、あなたのお部屋を飾るのもおすすめです。海外の方なら、これをお土産にすれば、“it’s so cool!!”  でしょう。

Reported by 菅原研究所 青池ゆかり、菅原明子

外ヅラと内ヅラ?二面性を持って生きているひと、いませんか?~その②

これだって大変なことです。だからいつもストレスでアドレナリンや、ノルアドレナリンを出して仕事をしているのです。私の友人の一人に、テレビのアニメをストーリーからCG、音入れまで全部やっていて、寝る暇も一日2、3時間しかない日々を何ヶ月も過ごしている人がいます。「それじゃあ、メタボと心臓病発作で40代で死んでしまうよ」といつも警告するけど、彼は砂糖とミルクの入ったコーヒーを体に入れながら、ついでにタバコも吸いながら仕事をしています。アドレナリンと低血糖という、1番悪いサンプルの一つが友人にも見られるのです。

簡単に血糖値をMAXに上げてくれる砂糖入りのカフェラテは、仕事スタートのサインです。しかし、4時間もして食事時になると、ネットで95パーセントの人が面白いとほめてくれても、わざわざ批判している記事を自分から読んでは落ち込んでいるとか。その彼の奥さんの話によると、食事中もしっかり食べないそうです。

高血糖の1・2時間後は低血糖。そして、ふたたび血糖値を上げるためにまたコーヒー。 それでまた血糖値がグググ、と下がると、うつの状態になっていくので、普段の平常心であれば気にしない記事でも、読んで落ち込むという悪循環です。 ちょっと前にコーヒーを飲んでいればどんなに食事を栄養バランス良く作って用意しても、タイミングが高血糖なので、ほとんどしゃべっているだけで食べないそうです。

高血糖、低血糖、そして、時々は副腎髄質ホルモンのアドレナリンを出してまた血糖値を上げるの繰り返しですから、糖尿病になる可能性も高いといつも注意しています。それにアドレナリンが出ると、攻撃的になるのですが、性格的に外の人にはいつも優しく、笑顔の彼、その分我慢してストレスを貯めているので、返って身近な家族とやりあうことになってしまったりするらしい。奥さんには、「コーヒー、タバコは酸化剤だし、血液が酸化すると、流れが悪く、大脳に行く酸素も不足して、ますます交感神経が緊張してアドレナリンが出やすくなる。交感神経ばかりで緊張すると、便秘で返って身体中炎症して、盲腸になることもあるから、しっかり野菜、野菜ジュースやビタミンC、Eを補って飲むように」とアドバイスしています。

ヨガ、太極拳など東洋のエクササイズの動作が、普段の欧米型のエクササイズと違うのは、東洋型の方が、交感神経と副交感神経のバランスを取るのに効果的だという点です。これら東洋型エクササイズは、副交感神経にかたよって、「もうダメだ、自信もないし起きられない」という人の交感神経を刺激してバランスを取り戻させる一方、大多数の働き蜂に見られる、ストレス過剰に加えてカフェインたっぷりのエネルギードリンクなどを要れ、交感神経過剰で攻撃性ばかり強くなってしまっている人には、副交感神経を刺激し、眠れる、冷静になれるようにする働きがあります。

欧米型の、筋肉を増やし、最大酸素摂取量を増やすワークアウトは、どちらかというと、交感神経過剰の方向に引っ張っていくので、肥らずキビキビ動けるようになる。だけど……アドレナリンですぎてない?外ヅラいいけど、本当に自分の正体を出せるところでは、いい人じゃなくて、言ってはいけない言葉の暴力を家族にぶつけてないか??ちょっと反省して見る必要もありそうです。そういえば、米国における銃がらみの殺人事件の大多数は家族内で起きていると聞いたことがあります。

典拠:米国司法省司法統計局“Homicide Trends in the United States, 1980-2008” http://bjs.ojp.usdoj.gov/content/pub/pdf/htus8008.pdf 

外ヅラと内ヅラ?二面性を持って生きているひと、いませんか?~その①

米国でプロザックという薬が出た頃は、すごく喜ばれて、一時はパンクな歌まで流行っていました。今では日本でもうつ病の患者が増えていて、テレビの宣伝でも、「うつは心の風邪です。そんな時にはお気軽に専門医に相談しましょう!」というCMをよく見かけます。

先日大きなオフィスビルの中で開業している歯医者に行ったら、そのうつ病のCMの話題になりました。 その40代の女医さんは、「心の風邪という言葉で、すぐに治せるからおいでという誘いに乗っている人が多いようだけど、あれは大変な問題だと思う」とちょっと顔をしかめていいました。

「なぜ」 と私が聞き返すと、「歯の治療でずっとここに通って来ているサラリーマンの人が、うつの薬を軽いのから飲み始めるでしょ。 はじめは普通なんだけど、年を経るごとに段々と言葉も態度もおかしくなってしまって、簡単に風邪みたいに治るどころか、最後には会社にも来られなくなって、休職、退職してしまう。オフィスビルで治療にあたっていると、そういう人がもう何人もいるわ。こちらも、クライエントが減ってしまって困りものよ」と彼女。

そうなんだと、考えさせられる問題です。 ところで、現代では派遣社員の人はいつもずっと働き続けられるわけではないと、仕事がない時に備え貯金を崩さないように心掛けていますが、一方正社員の人は、いつこの会社が傾いてリストラに遭うか、威張れる会社でスター街道をまっしぐらの人も、年をとって、別会社に出向を言い渡され、給料もいきなり2/3ぐらいに減らされる、という、年長者に対する厳しい現実を横目で見ていて、すごく大変、社内の競争に負けられない……と、いつもストレスにさらされています。

陸軍と海軍のビタミンB1戦争

日本人でも今ではあまり知っている人は少なくなってますが、 明治時代 日本は、欧米諸国の領土拡大主義を真似して、資源の少なさを満州 の領土などを取りたいとの野心もあり、その時ロシアと戦うことにまりました。 乃木希典 将軍はロシアの大群をその正面から、アタックしようとしました。日本海海戦間際まで何と多くの人命が、正面攻撃という人海戦術でうしなわれたことか。乃木希典将軍よりも上の立場の児玉源太郎がこの陸軍を説得し切って、ロシア軍を山の上から攻撃出来る拠点、203高地を攻撃する作戦に変更させるまで死者がふえつづけました。

その中で合計10万人の軍人が死んだと歴史書に書かれてますが、そのうち約1/3の2万7000人の陸軍の軍人が別の理由で死んで行きました。それは間違った食事です。

その時の対立、、海軍の考えと陸軍の対立は戦争の戦略の対立だけでなく、軍人に食べさせる食事の考えの対立でもありました。 陸軍は美味しい白米をたべさせ、脚気で死者を大量発生させたのに対し、海軍の高木兼寛(カネヒロ)が麦ご飯をたべれば、脚気にならないと主張し、海軍では脚気の死者が麦ご飯で解消しました。日本では文学者で有名な森鴎外が、その時の陸軍の医者としてトップだったので、その海軍の意見をききませんでした。彼はドイツに留学していて、病原菌の権威コッホが主流を占めていた医学の勉強をしていたので、脚気は病原菌のせいだと信じていたのです。 そのために麦ご飯を主食にすることに最後まで反対しつづけたのです。

さて現代人の中に脚気はないでしょうか? それが実際には現代の隠れた主流の病気でもあります。玄米、10穀米、そして全粒シリアル、全粒粉パンをしっかり食べるような、レベルの高い栄養情報に触れ、それを実践している中流以上の人(特にはヨーロッパ、アメリカ)の人と日本人では、きちんとおかずの多い食事や、玄米を食べる人では、かっけはおこりません。

カップ麺、ファーストフード、 清涼飲料水、アルコールを取る人はビタミンB1だけでなく、ビタミンB群不足になり、その結果苛立つ、集中力たもてない、すぐにだるくなる。姿勢もわるくて、運動大嫌い。 勿論ビタミンB1だけ でなく、bグループ不足だと、勉強もできなくなるし、会社でも仕事できません。それで社会全体ではすごく活力なく、だるい、暗い人が増え、マジ切れを起こす人もdふえていきます。あなたの住んでいる街、かぞく、そしてあなたはビタミンB1不足ではありませんか?脚気は古い病気だと思われがちですが、実は現代人の大きな問題です。

経済格差が広がる中で新たな脚気になる格差ができているともいえます。アメリカ、ヨーロッパではチップを払って食事をし、運動し、野菜をしっかり、玄米大好きグループでは脚気なし。低所得者階層では、肥満と脚気がダブルで蔓延しているのではないでしょうか。