有酸素運動が高齢女性の認知症予防に

2014.4.10 EurekAlertより
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=44042&-lay=lay&-Find

週二回の定期的な有酸素運動で、加齢によって認知機能が減退している女性の言語記憶や学習に関与する脳(海馬)の領域のサイズが大きくなるようだ。オランダのマーストリヒト大学とカナダのブリティッシュコロンビア大学による小研究。
海馬は言語記憶や学習に関与する脳の領域である。この領域は、高齢化や神経学的損傷に非常に影響を受けやすいため、認知症研究の関心の中心となってきた。

本研究は、86名の参加者の海馬体積に対するさまざまな種類の運動の影響を検討した。参加者の年齢は70-80才で、認知症の一般的な危険因子である軽度認知機能障害がある独居女性であった。

参加者は有酸素トレーニング(早歩き)、レジスタンストレーニング(ランジ、スクワット、ウェイト)・バランスもしくは筋調整運動(ストレッチングなど)のいずれかを割り当てられ、1日1時間・週2回を6か月間行った。

研究開始時と運動開始から6か月後に、参加者の海馬の大きさを MRIスキャンで測定し、言語記憶・学習能力をRAVLTと呼ばれる試験で評価した。

試 験前後にMRIスキャンができた女性は29名のみであったが、有酸素運動を6ヶ月間行った女性の海馬の総容量は、バランス・筋調整運動をしていた女性群に 比べ、有意に大きかった。しかしバランス・筋調整群とレジスタンストレーニング群では海馬体積の有為な差は見られなかった。

しかし、先行 研究で有酸素運動が同じ参加者の言語的記憶能力を改善したことが示されたにもかかわらず、海馬体積の増加は言語的記憶能力低下と関連していたことを示唆す るエビデンスも見られた。これは脳の容積と認知能力との関係が複雑であり、更なる研究が必要なことを示唆している。

しかし少なくとも有酸素運動は海馬の収縮を遅らせ、認知症を発症する危険性がある女性の海馬の量を維持することができると思われると研究チームは結論付けている。

また研究チームは、定期的な運動が、認知機能及び脳の全体的な健康維持に好影響を与えるエビデンスが豊富にあることから、軽度認知機能低下抑止に向けた定期的な有酸素運動を推奨している。

 
・LINK de DIETより抜粋 
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=44042&-lay=lay&-Find

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