パプリカ・レモン水 クレンズ

a1

LIVESTRONG.COM http://www.livestrong.com/article/110146-paprika-lemon-water-cleanse/Last Updated: Jun 29, 2015 | By Amber Keefer
推奨派はレモン水クレンズは免疫力を高めてくれると提唱しています。
写真: LeventKonuk/iStock/Getty Images

マヨ・クリニックの消化器専門医のマイケル・ピッコ医師によると、消化管に溜まった毒素が原因で風邪をひいたり、アレルギーが引き起こされたり、あるいは関節炎や血流不良、疲労をもたらすことがあると信じている人もいるようです。彼らはレモン水クレンズをすると、体内の毒素を排出し、更には、免疫力が強くなると考えているようです。消化システムと腸管は自然にその機能を果たしていると提唱する批評家がいる一方、結腸クレンジングの推奨派は利点を反証できるような化学的根拠は全くないと反論しています。

やり方
ステップ1
始める前にまずはかかりつけ医に相談しましょう。マスタークレンズは7日間、レモン水と脱水にならないために大量の水を飲む以外は他に何も口にしない方法となっています。糖尿病や慢性的な心疾患を患っている人にはあまりおススメできません。十分に水分が摂れていないと、特に肝臓や心臓に病気を抱えている人は、電解質のバランスが崩れて合併症を引き起こす恐れがあります。

ステップ2
実際にクレンズを開始する前に、加工食品、肉類、乳製品は日ごろの食事から省きましょう。完全版ではないけれども、レモン水クレンズである程度の効果を得たいと考えているのであれば、脂質や糖質の多い食事や加工食品の量を減らしましょう。毎日2,3杯のレモン水を飲むとレモン水が持つ回復特性が結腸や肝臓、腎臓にいい影響を与えます。

ステップ3
クレンズ開始初日の朝には消化管と結腸に溜まったものを全て出し切りましょう。そうするには、小さじ2杯の非イオン性の海塩を1クォート(約1.1L)のぬるめの水に加えます。よく振って混ぜ、空腹の状態で全て飲みきりましょう。腸が動き始めるまでしばらく待ってから、レモン水を飲み始めましょう。

ステップ4
レモン水と普通の水を10日間飲みましょう。8オンス(250ml)のレモン水を1日中、1,2時間ごとに飲みましょう。空腹を感じたらいつでも、水を飲みましょう。体力が減ってきたと感じ始めたら、レモン水をもう1杯飲みましょう。

ステップ5
毎晩寝る前に下剤効果のあるハーブティを飲みましょう。これによって、クレンズ過程で重要な、日々の腸の動きを促してくれます。

ステップ6
徐々にクレンズを終了してください。普通に食事が出来るようになるまで4、5日かかるかもしれません。新鮮な生の絞りたてオレンジジュースを水で薄めたものからスタートするといいでしょう。クレンズ終了後、2日目の夜には、野菜の澄まし汁を飲んでみてください。その後もオレンジジュースは毎日飲み続けましょう。3日目か4日目にはスープに野菜を入れて、果物も食べてみましょう。魚や肉、乳製品や小麦製品は、食生活が完全に戻るまで、数日は控えましょう。

レシピ
ステップ1
6回分のレシピを紹介します。大さじ12杯のオーガニック・レモン汁、オーガニック・B級メープルシロップ、小さじ2のパプリカ粉を60オンス(約20L)のろ過水に混ぜます。レモンには私たちの体が健康であるために必要なビタミンCとミネラルが豊富に含まれています。レモン汁は体内の酸性を中和して、pHバランスを整えてアルカリ性にしてくれます。メープルシロップで更にビタミンやミネラルを補給します。

ステップ2
よく混ぜて、全ての材料を混ぜ合わせます。

ステップ3
レモンクレンズは室温、または温めて飲みましょう。冷やしてはいけません。

うまくやるコツ
レモンやライムは新鮮なものを使いましょう。レモンは熟するまでキッチンカウンターにおいていてもいいですね。

ほとんどのレモン水クレンズレシピでは、パプリカではなく、ケーヨンペッパー(唐辛子)を使用します。ケーヨンペッパーを使用すると主要臓器が体の外へ毒素を出しやすくなるので、血流の改善にも繋がります。ケーヨンペッパーを入手できないときには、パプリカを変わりに使い人もいます。パプリカは味がマイルドですが、新陳代謝と血流を上げるという点に関しては、ケーヨンペッパーと同じ効果を見込めません。

必要な材料

新鮮な生のレモンかライム汁

パプリカもしくはケーヨンペッパー

オーガニック・メープルシロップ

非イオン性海塩

下剤効果のあるハーブティー

http://www.livestrong.com/article/110146-paprika-lemon-water-cleanse/

 

毎日のコーヒーは大腸がん患者の生存率を改善する

a3

http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=50788&-lay=lay&-Find

カフェイン入りのコーヒーの定期的摂取が治療開始後の大腸がん患者の生存率を改善し、回復のチャンスを高めるようだ、という米国ダナファーバーがん研究所からの報告。

外科手術および化学療法の治療を受けているステージIIIの結腸がん患者は、1日4杯以上のレギュラーコーヒーの摂取(カフェイン約460mg)から大いなる利益を得るだろうという。彼らは、コーヒーを飲まない患者に比べて、がんの再発率が42%低く、がんもしくは別の原因で死亡するリスクが33%低かったという。

1日2-3杯のコーヒーにも中程度以上の利益があるという。しかし1杯ではだめなようだ。

研究チームは、約千名の患者に研究開始時、化学療法中、および1年後に再び、食事調査を行った。このプロスペクティブ(前向き)な研究デザインによって患者は何年もたってから当時のコーヒー摂取量を思い出す必要がなくなった。これは多くの観察研究に見られる潜在的なバイアスの原因となるからだという。

「我々は、コーヒー摂取者のがんの再発リスクが低下し、有為に生存率と治癒率が高まることを発見した」と主任研究者のチャールズ・フックス医師は語っている。大部分の再発は治療後5年以内に起こり、それ以後はまれだという。

しかし、研究チームでは、別の研究によって確認されるまでは、コーヒー摂取を勧める気はないという。「もしあなたがコーヒー愛好者で、結腸がんの治療を受けるのであれば、コーヒーをやめる必要はないだろう」とフックス医師は語っている。「でもあなたがコーヒーを飲まず、始めるべきかどうか迷っているなら、まず担当医師と相談すべきである。」

本研究は、コーヒー摂取と結腸がんの再発リスクについて検討した初めての研究であるという。またコーヒーに、閉経後の乳がん、黒色腫、肝がん、悪性前立腺がん等いくつかの種類のがんからの保護効果があるという最近増えつつある研究に新たに追加される知見だという。

今回のデータ解析において、研究チームは、このコーヒーの効果が完全にカフェインによるものであることを発見したという。ただし効果の理由は不明であり、更なる研究が必要である。一つの仮説としては、カフェイン摂取が身体のインスリン感受性を高め、それによって炎症反応が低下するからかもしれない、と研究チームは語っている。

出典は『臨床腫瘍学雑誌』。 (論文要旨)   

・LINK de DIETより抜粋 
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=50788&-lay=lay&-Find

 

紫のジャガイモはがんの増殖を抑えるかも

2015.8.27 EurekAlertより 
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=50865&-lay=lay&-Find

a1

紫のジャガイモに含まれる成分ががん幹細胞を殺傷しがんの伸展を止めるかもしれない、という米国ペンシルバニア州立大学からの研究報告。

紫のジャガイモは、ジャガイモの原産地南米アンデス地方に存在する近縁栽培種である。

研究チームは焼いた紫のジャガイモが、結腸がん腫瘍細胞の増殖をインビトロおよびマウスを用いた実験で抑制することを発見したという。

筆頭研究者のジャイラム・ヴァナマーラ准教授は、幹細胞を攻撃することががんに対抗する効果的な方法である、と述べている。「あなたはがんの幹細胞を雑草の根のようなものと考えれば良い。あなたは雑草を刈っても根が残っていればまた生えてくる。同様にがん幹細胞が残っている限りがんは増殖し伸展するのである。」

インビトロの実験で、焼いたジャガイモの抽出物は、がん幹細胞の死滅率を高め、がんの伸展を抑制することが明らかになった。そこで次に、結腸がんのマウスモデルを用いて、検証したところ、同様の効果が確認されたという。ヒトに換算すると、1日に中くらいのジャガイモなら2個、大きいものなら1個で効果が期待できるという。

紫のジャガイモには様々な成分が含まれており、それらが協同してがんの殺傷効果を発揮しているのだろう、と研究チームは推測している。成分としては、アントシアニン、クロロゲン酸、難消化性でんぷんなどが考えられるという。

「我々の初期の研究で、紫のジャガイモを含む様々なジャガイモに難消化性でんぷんが含まれており、腸内細菌の食料になっていることがわかっていた。細菌は酪酸のような有益な短鎖脂肪酸を生産してくれる」とヴァナマーラ准教授は述べている。「酪酸は腸の免疫機能を制御して、慢性炎症を抑え、それががん細胞を自滅へと追いやる助けになるのではないか。」

出典は『栄養生化学雑誌』。 (論文要旨) 

・LINK de DIETより抜粋 
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=48152&-lay=lay&-Find