放射線時代の魚の食べ方

ほとんどの人が今も海に放射線が流されているかもしれないということを考えていません。またすでにその海に大量の放射線が流れ込み、それが少しずつ拡散しながら、南下していることもすっかり忘れているようです。そこが日本人の素晴らしいところかもしれませんが。

チェルノブイリの時にヨーロッパ中の人々が何年も恐れ、水道水を飲まず、ペットボトルの水で煮たきをつづけたのにくらべると大変な差があります。 もしこの日本にヨーロッパ人が今住んでいたら、きっと魚のベクレルを毎日測定した結果を出さないスーパーでは買い物をしないかもしれません。

そこで少しの役に立てば嬉しいという気持ちで、『放射線時代の魚の食べ方』というe-book を日本語で出しました。 昨年と比べて、どのぐらい数値が減少したか、湖の魚、東京湾の魚に放射線が高いこと、海底魚が高いことなどを数字でまとめてあります。 英語版はありませんが、日本語のわかる人にはオススメです。


『放射線時代の魚の食べ方』はこちらからダウンロードできます→リトル・ガリヴァー社

なぜ大都市と比べて地方、僻地に肥満児が増える?

肥満児はアメリカの50パーセント。それに比べて日本では8パーセント、一番多い僻地で13パーセントです。数字からみると、肥満児が多いわけではありませんが、ここ20年の間に、肥満児は男子で6から12パーセントに増加していることをみると、やはり食生活の洋風化も原因であり、それと同時に、朝ご飯をしっかり食べなくなってきていることとも関係あります。しかし2006年からは肥満児は少し減少している傾向もあり、それは嬉しい傾向です。

 少し前にこのブログでも取り上げたように、地域や学校給食での日本食への食育の実践があります。この給食の改善は今全国に広がりつつあるので、その結果は肥満児の減少という目に見えるところに出てきているのも嬉しいことです。

ところで、一番不可解なのは、なぜ運動する大自然もない大都会で、一番肥満が少なく、自然がいっぱいありそうな地方や僻地で一番肥満児が多いのは、誰も理解しがたいことでしょう。

一番の理由は、今では20年前とは違っていて、子供たちが例え大自然一杯の場所であっても子供達だけで、何時間も外で遊ぶ時代ではなくなっているからです。  しかも地方の方が両親が共稼ぎで、働いている率が高く、その間祖母が子供達の面倒を見ている率が多いので、甘い間食やジュースを与えることを愛情と思って与えているという傾向があるのです。

またサッカーに運動に行くのも、親と一緒に車で行って、車で帰ってくるので、歩いてどこでもいかなければならない都市の子供にくらべて、歩いている歩数は地方の子供の方が少ないのです。

今後、日本の所得水準が年々下がる傾向にあると、ますます長時間の共稼ぎ労働になる可能性もあります。母がくたびれ切った時にケータリングのピザ、お菓子、ゲームソフト、インスタントラーメンなどが家の中に一層はびこってくることも考えられるのです。昔のハツラツとした子供達の笑顔があふれる、どこにでも子供達が溢れている小さな地方都市を作って行くために、大人たちがしっかりと考えて、しっかり行動することが今もとめられているのです。

クリスマスとお正月の同居

日本人に宗教はあるのか?実は日本人ほど宗教にファジーな国民はないといえるほど、おおらかな八百万の神々(やおよろず)を抱擁する国民性をもっています。 いつの時代も好奇心が強く、新し物好きな性格で、中国から、 朝鮮から新しい文化がはいってくると、お金持ちや権力者はこぞって、金に糸目をつけずに購入し、研究し、発展させ、いつのまにか、本来の輸入品とは違うものに日本化させて行くのが、性格です。

お正月は神道のお宮参りを、初参りと称して一箇所で50万人ぐらいが3日間でお参りするほどの人気です。若い人のデートコースでもあります。同じ若者が、クリスマスには、クリスマスプレゼントを交換し、ターキーではなく、トリのモモの照り焼き、クリスマスケーキを購入し、楽しみます。 日本人は一神教の厳しさは合わないので、罪の意識をいくらといても、罪意識で震えることもなく、むしろその逆です。


PHOTO CITED FROM SOZAING.COM


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すべての人の中に神を見る。。仏を見る方が得意だともいえるでしょう。 洋風のクリスマスのディナーを用意した同じ家族の食卓で、お正月になると、おせち料理という伝統工芸的な料理を30種類以上も用意して、家族全員で新しい抱負をかたりながら、1月1日を過ごすのです。


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もちろんすべてのものに神宿る、、、と昔から人々は考えていたので、包丁もずっとつかって使い終わると、包丁供養をし、お経をあげて、冥福を祈るのです。
動物実験をすれば、年に一度はお寺にいって、ネズミの供養をし、天国にいけるようにと祈るのです。こんな科学者は他の国にはいないのでは???と思ってしまいます。。。

精神を操る物質と腸

最近、駅前でどんどん増えているビジネス、、とはなんでしょう??  答えはいろいろありますが、その答えのうちの一つが、メンタルクリニックの増加です。

電話帳で引いても各駅ごとに10件(東京) 以上もあるのがわかります。  これは10年前にはなかったものです。 10年前は心を病むのは大変なことで、クリニックなどあまりお目にかかれなかったので、 大病院に行くしかなく、それこそ一大決心でもしないと高い敷居をまたげないのが普通でした。 

ところが私の家の近所にある老人の血圧コントロールを中心にしていたクリニックが、10年前ぐらいから、脳卒中の脳の部分にちなんで、脳神経クリニックと名前をあらため、今まで通りの血圧の薬を取りにくる人が60パーセントで、残りは鬱病などの患者を扱うようになったかな、、、と思っているうちに小さなクリニックが4階だてのビルを買い切り、立派なクリニックになってしまったのには、心底驚いています。その先生は平気で睡眠薬を1ヶ月分も出してしまうので、その度に看護婦さんに注意されているという、不思議なクリニックです。

ところで、イタリアでは公立の精神病院に通う患者は一人もいない、、(こころの免疫学  藤田紘一郎  新潮選書)  アメリカ、フランス、イギリスなどの先進国では精神科の病床数が急激に減少している中、日本だけが、増加し続けていることを藤田先生は指摘されています。薬頼みのやり方に限界をこれらの国ではすでに承知しているのと、今だに一人一日30錠に及ぶほどの薬を処方する日本には大きな違いがあります。

藤田先生は、中国科学院の金峰教授の乳酸菌で腸内細菌層をよくすると、動物実験では情緒が安定するのを証明していると本に書いています。特にそれ以上におもしろいのは、コロンビア大学のガーション博士の研究です。ガーション博士はどこにセロトニンが普段蓄えられているのかを調査するために、セロトニンの前駆物質である、5ヒドロキシトリプトファンに放射線のラベルしたものをマウスに注射したところ、それは速やかにセロトニンになり、 その95パーセントが腸に蓄えられていることを証明したのです。  そして、その大脳をまったりと癒しの状態に導くセロトニン(これが足りないと鬱になる) は腸の温度、乳酸菌などの条件がよければ大脳にスムーズに移動すると考えられるのです。

今まで脳科学で一度も指摘されない、、実は大脳から離れた所が、脳調の安定にすごく影響していたのだという考えは、現代人はきっちりと納得していくべきポイントです。
セロトニンに関わるSSRI  などの薬をあまり与えると、返ってセロトニンの合成量を下げて逆効果だと、最近は理解されつつありますが、セロトニンと腸に深い関係があるなら、やはり答えはしっかりと食物繊維を含んだものをよく食べる、、トリプトフアンを含んだ大豆、納豆、豆腐は健康に良いだけでなく、食物繊維を含み、腸内環境を整え、腸のセロトニンプールを増やしてくれると考えて、しっかり食べて行くことが、大事なのだと納得できるのです。

大昔ミミズのような腔腸動物は、大脳がないので、腸でものを考えていたとも考えられ、セロトニンという神経伝達物質を腸で作り、体全体をコントロールしていたのです。人間も、またその子孫でもあるので、今だにセロトニンを腸の中に95%もプールしているのでしょう。そして、ストレスがひどいと、セロトニンは急激に壊れていくので、ストレスになる仕事、ストレスになる人間はなるべくなら避けて行くのも大事ですね。

男性不況の時代に備えるために

現在進行形で年々、その傾向がはっきりしてきているのが、男性不況です。 これは失業率が、男性の方が、1パーセント弱、女性を上回っていることをさします。

なぜ!!!  これはいろいろ原因がありますが、一番は肉体労働で女性の入れない職業の製造、建設業が、衰退しているのが原因です。 日本のように人口減少していると、その分、新規住宅着工件数も減るので、その傾向は今後もつづくでしょう。一方日本で今雇用を拡大しているのはサービス産業で、ここは人件費が安く、その分女性が歓迎されます。
ハンバーガーショップでは60歳以上の女性が普通にはたらいているし、老人介護も女性中心です。

このように男性不況ともう一つこれに新しいトレンドが、かさなっているのは、新婚夫婦の所得格差が、5倍以上に広がっていることです。 高学歴の医者同士、サラリーマン同士の結婚で夫婦合わせて150万の所得になる人のカップルが一方で増えるのに、派遣社員同士の結婚で、合わせて30万の所得であれば、その差は5倍です。

現在男性で年収300万円をきると、結婚する率が10パーセントをわりこむほど、所得が結婚のネックになっているという統計がでています。それでは今後も所得はさがりつづけていけば、結婚そのものが高値の花???という信じられないこともあるわけです。

私はむしろ、貧乏をおそれるな。もっと上手に楽しく貧乏を楽しめ!!と言いたいです。そこに問われているのは、生活の知恵と、たくましさです。私も結婚した頃は、ど貧乏でした。でも御徒町まででかけて、一ヶ月分の肉、魚を安く仕入れ、小分けにして冷凍し、いつでもリッチに、お客様がきても満足してもらえる食卓を用意できていました。今ではコストコ、業務用ストア、99ショップなど、昔以上に安くて美味しい食卓が用意できます。 前に紹介した、ベランダ菜園も強い味方です。
東京以外なら、住宅費も安く、年をとれば、親の家をもらえる人が7割を超えるでしょう。
シェアハウスがはやってきているので、それもありです。

最後に頭をなやませるのは、何と言っても教育費です。しかし、これも塾産業の嘘に踊らされて大金をドブに捨てているかもしれません。習うなら、まずそろばん。そして家では音読と書き写し。作文。これだけで、十分に教育の基礎はお金を使わずに達成できます。英語はデズニーDVD。日本語で二回みたあと、英語で30回みれば、小さな子供ほど素晴らしい発音で英語を話すようになります。教育はお金なしでもできます。むしろ、自然に親しむ、ちょっとの冒険を沢山経験することで、個性がつちかわれてくるはずです。

国際社会で一番光るのは、嘘をつかない、約束を守る、両親の愛情をしっかり受けてきた、、これは片親でも十分ですが、 そんな家庭の子は笑顔が素晴らしいので、誰でも開けゴマで扉を開けてくれるでしょう。 むしろ、弱い人への優しさ、親切がもとめられます。これらはお金を払って、むしろ、お金で教育を買えば買うだけ人間から失われて行くものでしょう。

夫婦で400万から500万もあれば、超リッチに生きていける時代だと、考えを入れ替え、たくましく生きて行きたいものです。そうして、子供をしっかり産んでさらに豊かな幸せ家族を作ってもらいたいです。

男性不況は今では日本だけでなく、アメリカも含めて世界中のトレンドです。だからそれに合わせて、意識改革が必要なのです。男性が、自信喪失にならないように女性がパートナーをいつも尊敬し、褒めて行くのもこれからは一層大事な時代かもしれませんね。

日本の父親としての中村勘三郎

国民の多くの人がその訃報に、驚きと深い悲しみを感じた中村勘三郎さんの死。それは私にとっても同じく深い悲しみでした。

これほど若くして、やり残したことが多ければ、そして二人の息子、孫に伝えたかったことの多さを思うといかばかり悔しかったろうかと思えてきます。 勘三郎さんの天才の演技の素晴らしさはまさしく日夜の血の滲むよう努力、古典の勉強の結果だとおもいますが、その功績の中でも一番にあげられるのは、歌舞伎は金持ち、年寄りの一部の人のものじゃない、という発想を浅草という下町に作った平成中村座で歌舞伎の原点を私たちに体験させてくれたことです。

歌舞伎座では、あまりのテンポの遅さに眠くなってしまう、、、そして休憩の食事タイムもいれると、あまりにも長い拘束時間に、これではやはり、時間の有り余った人しか楽しむのは無理。。と感じさせられてきたものでした。

一方、平成中村座ではテンポも良く、言葉もかなり今風で、通しでドラマを最初から最後まで一気にああそうだったのか。歌舞伎ってそんなにドライブ感のある息もつかせないドンデンカイシでお客を楽しませてくれるものだったのか。江戸時代の庶民と同じ熱気と興奮と笑いのうずの中で、そばでかぶりついて、役者の汗まで見ることのできる歌舞伎の醍醐味を平成中村座では見せてくれました。

一部の評論家はそれはやりすぎ、下品、との評価もあったのですが、そんな評価よりも足を運んでくれるお客を楽しませることにフォーカスする勇気を持っている勘三郎さんは毎回面白さも衣装も思いがけないドライブ感もバージョンアップさせてくれていました。

まさしく江戸時代は歌舞伎小屋はお互いに出し物を切磋琢磨して、新作をライターとねり、衣装に最大限の金と工夫をこらして、初日に備えていたので、幕が開いてそれを見た大衆は、感極まって、よ!と思わず掛け声をかけたのは今になってわかります。  千両役者は、本当に自分の稼いだほぼ全ての金、千両全部つぎ込んで驚くほどの派手な衣装を用意したので、千両役者と、掛け声をかけられたという話です。勘三郎さんも平成中村座を作った時には、小屋の建設費、少ない客席での収支決算の厳しさなど、リスクを背負ってのスタートだったのではないかと思います。

300年以上続く家柄で、その血筋を絶やさず、芸術をさらに磨き、古いものを大事にしつつ一方では勇敢にそれを打ち破る、そして何よりも足元で、家族の中から次の時代を担う優秀で真面目で才能あふれる歌舞伎役者を育て上げる。。。これはまさしく一番期待されることでありつつ、他のどんな仕事より困難な仕事だと思います。

私も3人を育てた母として子育てのさじ加減ほど難しいものは無いと思い続けてきました。 芸を仕込むには誰よりも厳しい指導が必要です。マナーも同じく。 その厳しさが行きすぎると子供は折れてしまうこともあるでしょう。多くの音楽家の姉弟が親のエリート教育で小さな頃から厳しく指導してもものにならないか、音楽嫌いになるか、、、もしくは親を嫌うか。そんな結果を招いている友人知人は数しれずいます。
それではこの奇跡の伝統芸能、芸術を子供に仕込むエッセンスはなんだったのか、、、改めて考えさせられます。

多分それは父親と母親の信頼、お互いの愛情の深さ、子供のかける愛情の深さではないかと思います。厳しさに耐えられる子に育てるにはそれ以上の両親の深い愛情があって始めて成り立つのだとおもいます。そうしてあらためてみると、勘三郎さんの家族は日本人が理想にするほどの素晴らしい家族です。
父の死を乗り越え二人の息子がさらに大きくその偉業をついで飛躍して欲しいと願わずにいられません。

日本の旅館での朝ごはん

日本の旅館の朝ごはんはとてもユニークです。写真のように朝のメニューは10品から15品の料理がついてきます。  それぞれは小鉢に可愛く盛り付けられていて、全部食べても500カロリーにもならないほどカロリーは少なめです。

この旅館の朝ごはんは、300年前ぐらい、江戸時代に東海道を京都や、大阪まで東京から歩いて旅行するのが、大衆にとっての人生最大の大きな喜びだったのですが、そこで一人分ずつ夕食と朝食が一人用のテーブルで供されたのが始まりです。その頃から朝は5品ぐらいが提供され、この旅館のメニューはこの10年ぐらいの間に増えて行ったとも言えます。

ご飯、味噌汁、漬物、野菜と肉の小鍋、ひもの、タコのカルパッチョ、野菜スチック、卵焼き、野菜お浸し、 エビのすり身団子、 その他小鉢3。 デザートのヨーグルト、 リンゴジュース。

海外の方には、ちょっと理解しにくいとおもいます。ccol Japan   を体験するためには、是非日本にきて一度食べて見てもらいたいと思います。

イギリスの給食事情

他の国の学校給食についても、興味があったので、イギリス人のマリーに聞いて見ました。
彼女は今日本の小学校で英語を教えていて、給食も食べているひとです。

イギリスでも2005年ぐらいまでは、ピザだとか、ホットドッグ、フライドチキンが多くて、子供の肥満に直結するようなひどいのが、だれもクレームもつかずにまかりとおっていたのよ。

そこでたちあがったのが、イギリスでは有名なハンサムシェフのJemie Oliverだったの。
彼はこれでは学校給食で肥満児を大量生産しているようなものだ。とブレア首相に直訴したの。ブレアは彼の意見を100パーセント取り入れて、野菜を増やし、フライや、ピザを減らし、バライエティーにとんで、しかもローカロリーのJemie 自身が考案した学校給食をしっかり取り入れたの。

それは素晴らしい。 そこで彼の写真をチェックすると、最近太ったらしく、ハンサムさんはもはや中年おじさんになりつつあることがわかりました。

それとイギリスの普通の子供にもたせる弁当は、サンドイッチ、甘いフレーバーのヨーグルト、りんご、最後の極め付きはキットカットは全員共通に弁当にもってくるの。
だから甘くて食事にならない。日本の弁当の方がいいわよ。とマリーの評価はすごく辛口。
ついでの辛口は日本の給食にも、およびました。

足立区の給食は立派だとおもうけど、私の食べている給食は時々NGもあるわよ。もちろん美味しいときもあるけど。
例えばハンバーガーのパテが生焼けだったり。 ご飯の粒が潰れていて、安いお米を使っているのがわかるし。

日本の給食が手放しで素晴らしくなりつつあると喜びすぎてはいけないといことだろう。その評価でやはり一番信頼できるのが、やはり残食率だとおもいます。子供の心と満足を図る尺度だから、この残食調べはぜひとも日本中で実施して欲しいものです。

100円グッズを使って簡単家庭菜園。

これは私がラジオインタビューで伊藤さんを横須賀に訪問してすぐに自宅で作り始めたのがきっかけです。  詳しくは主婦の友社  100円グッズで作る水耕栽培   伊藤龍三   を購入ください。

3cm深さの100円グッズのプラスティックバッドを用意します。キッチン用のネットに、苗を10cm、土付きで、まわりにバーミュキライト(鉱石で軽石状)  を1cm囲むようにして、そこにびっしりならべます。わたしはルッコラ、ミントを10個並べて植え、隣にはスナップエンドウを育てています。もう冬なので、外は寒すぎるので、トライするなら家の中、もしくは来年3月からがオススメです。

ハイポニカ(1200円)という液肥(ネットで買えます) を500倍。私は2リットルのペットボトルに6本ぐらいまとめてつくり、水を1cm深さになるようにそそぎます。水がなくなったらまた1cmまで注ぐ。
これだけで、地植えだったらあり得ないほどの成長ぶりです。すでにミント、ルッコラは40cmを超えて、枝もたわわに茎は1cm近い太さです。

これからプチトマト、これは種からスタッフが実験でそだてているのを、分けてもらって植えるものです。  今すでに20cmになっているのでこれからプチトマトが収穫できるように家の中で育てる予定です。

この液肥家庭菜園のすごいところは
1.材料費が100円グッズなので安い。
2.液肥もまとめて作っておけば簡単。
3.地植えより、ダイレクトに栄養をまるで赤ちゃんがミルクを飲むように液肥を飲んで行く。その分成長は劇的に早い。
4.狭いベランダ、狭いバッドの中に密集して植えて大丈夫。
5.今後の低成長時代に真剣にこのテクノロジーを利用すると、トマト、きゅうり、レタス、その他工夫でかなりのものが作れて、家計のお助けになる。

液肥はあまり深く2・3cm茎が浸かるほどあげると、根腐れのもとで、そこだけがポイント。
伊藤さんのところでは、プチトマト5本で、ザルに10杯以上トマトが取れているのを見て、すごい!!と感動し、即実行!!   そして今では毎日ミントティー。 サラダにはルッコラが香りを添えてくれています。スナップエンドウは12月の寒さの中で花を咲かせています。