カボチャのスープ

今の時期イギリスのスーパーマーケットに行くと目につくのが、大きなオレンジ色をした「カボチャ」です。
10月31日のハロウィンに向けて、10月の中旬くらいからたくさんのカボチャが店頭に並びます。

日本では、緑色をしたカボチャが定番になっていますが、ここイギリスでは、ハロウィン時期以外でもオレンジ色のカボチャをよく目にします。

そしてハロウィンといえば、カボチャの中身をくり抜いて作る「ジャック・オー・ランタン」が定番になっています。
その「ジャック・オー・ランタン」を作るために取り除かれた中身で、おいしいカボチャの料理を楽しむことができます。

この時期、イギリスでカボチャを使った料理の定番となっているのが、「カボチャのスープ」です。
カボチャには、ビタミンAやビタミンC、ビタミンE、カロチンなどが豊富に含まれており、風邪やがん予防に効果的といわれています。

さらに、カボチャには、体を温める効果もあるので、寒くなってきたこの時期にとっても嬉しいスープです。

◎かぼちゃのスープ

(材料 1~2人用)
少々 オリーブオイル
1個 玉ねぎ
500g かぼちゃ
350ml コンソメ(ベジタリアンの方は野菜ストック)
70ml 生クリーム
少々 生クリーム (仕上げ用)
少々 塩、コショウ(お好みで)

(作り方)
1,温めた鍋にオリーブオイルをひきます。そして、みじん切りにした玉ねぎを柔らかくなるまで炒め、その後皮を剥いて切ったかぼちゃを加えて8分ほど炒めます。

2,そこに350mlのコンソメ(ベジタリアンの方は野菜ストック)を鍋に入れ、さらに10分ほど煮て、70mlの生クリームを加えます。また、お好みで塩胡椒をして味を整えます。
完全にかぼちゃが柔らかくなったら、ハンドミキサーにかけて完全にスムーズにします。

3,スープが完全にスムーズなったら、トップに生クリームをたらして出来上がりです。

ヨガで更年期の不眠症を解消

2013.10.1 EurekAlertより
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=41765&-lay=lay&-Find

アメリカの研究チームが、更年期の女性が日常的にヨガを行うと不眠症の解消に役立つという調査結果を発表した。

調査を行ったMsFLASHネットワークは、グループ・ヘルス研究所など多くの研究施設の研究者によって構成されている。今回の結果は、ヨガの実践が更年期の不眠症改善に効果的であることを明らかにした一方で、のぼせや寝汗などの他の不快症状改善には役立たないことも示した。

調査の中心となったグループ・ヘルス研究所のニュートン博士によれば、米国食品医薬品局が更年期に見られるのぼせや寝汗などの症状に対する治療法として認めているのは、ホルモン療法のみだという。しかし、ホルモン療法を望む女性の数は少なくなっている。

そこで今回MsFLASHネットワークでは、より自然な方法であるヨガまたは有酸素運動の実践、そして魚油の摂取が、更年期の不快症状を和らげるかどうかを調べるための調査を行った。

調査に参加したのは、普段はあまり運動をしない健康な更年期の女性249人。参加者はヨガを行うグループ、中程度の有酸素運動を行うグループ、普段どおりに過ごすグループに分けられた。ヨガを行うグループは、週に1回90分のヨガ教室に参加し、家でも毎日ヨガの実践を行った。

さらに参加者の約半数は、青魚などに含まれるオメガ3脂肪酸のサプリメントを摂取し、残りの半数は偽薬を摂取した。調査は12週間行われ、調査の開始から6週間後と終了時に、のぼせや寝汗の頻度や不快度、不眠症状の程度をグループ間で比較した。

その結果、のぼせや寝汗の頻度や不快度には、調査中、調査後ともにグループ間で差が見られなかった。一方で、ヨガを行ったグループでは、調査終了時に不眠症状に改善が見られた。有酸素運動を行ったグループでも、多少の睡眠の改善が見られたが、統計学的に有意な差はなかった。オメガ3脂肪酸の摂取は、のぼせや寝汗、睡眠のすべてにおいて効果が見られなかった。

「更年期の女性の多くが不眠に悩まされています。ヨガがその解消に役立つかも知れないことを知っておくとよいでしょう」とニュートン博士は述べている。

・LINK de DIETより抜粋
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脳は人工甘味料にはだまされない

2013.9.25 EurekAlertより
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=41682&-lay=lay&-Find

カロリーを抑えるために人工甘味料を使った清涼飲料水が増えているが、エネルギーの低い甘い飲み物をとることはさらに糖分を取りたくなることにつながるかもしれないという、エール大学による報告。

研究チームは本物の砂糖水と人工甘味料水、両者の混合液を用意し、マウスを使った動物実験を行った。空腹時に砂糖水や人工甘味料液を与えて甘味を覚えさせ、その後どちらの甘さを好むようになるかを調べた結果、どのマウスも、だんだんと人工甘味料ではなくカロリーの高い砂糖液のほうを好むようになった。

この時、マウスの脳の生理学的な状態を調べるためにドーパミンレベルのシグナルの値も調べたところ、砂糖水摂取時にその値が高くなることが分かった。ドーパミンは心地よさを感じるための脳内化学物質である。糖分が細胞内で分解されエネルギー源として使われるときにこのシグナルを出す。

甘い飲み物で満たされた気分になるのは、その「甘味」ではなく、「エネルギー量」によるところが大きく、甘いけれどエネルギー量の少ない人工甘味料を使った清涼飲料水では脳は「満たされた」状態にはなれない。マウスだけではなく人でも同様のことが言えそうだ。

「高カロリー飲料は肥満の主な原因の一つである。しかし、甘いだけでカロリーのない飲み物を頻繁に飲んでいると、よりカロリーの高い飲み物がほしくなるかもしれない。必要最低限の砂糖と人工甘味料を組み合わせた「真ん中あたりの幸せ」が一番の解決策だ。」と研究チームのデ・アロージョ教授はコメントしている。
・LINK de DIETより抜粋
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メラトニンで褐色脂肪を活性化してダイエット

2013.9.29 EurekAlertより
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=41726&-lay=lay&-Find

睡眠を促すといわれるメラトニンは、一般的に暗くなると分泌量が増大するホルモンである。メラトニンは果物や野菜、アーモンドなど様々な食品にも含有されている一般的な成分であるが、このメラトニンを積極的に摂取する事によって褐色細胞の出現を刺激することができ、結果として体重のコントロールに役立つ可能性がある、というスペイン・カルロス三世記念病院の研究者らによる研究。これまで、メラトニンが糖尿病や高脂血症の治療に有益である事が知られてきたが、そのメカニズムについて明らかにされた初めての研究である。

以前の研究では、メラトニンの肥満や高脂血症、高血圧や肥満に関連した2型糖尿病に対する効果についてザッカーラット(メタボリックシンドロームのモデルラット)を用いた検討が行われていた。最近の見解では、ラットに対する経時的なメラトニン摂取がコントロールラットに比べて褐色脂肪の出現を誘導するだけではなくて、その出現量を増大させるようであることも指摘されている。これらの実験では、褐色脂肪細胞が肥満で糖尿病状態のザッカーラットの鼠径部皮膚下にレンズ豆サイズで散在していることが確認されている。

メラトニンはヒトの体内で自己産生されるホルモンであり、夕刻になって暗くなるとともにその分泌量は一般的に増大する。勿論天然由来の物質でその安全性は薬理学的にも問題がない。つまり、肥満治療に対して応用することに何の問題もないのである。夜、暗くなったら寝て、またメラトニンが多い食物を摂取することによって体内のメラトニン量を増大させることで、体重のコントロールを可能にし、肥満や高脂血症に関連した疾患の予防を目指すことにも応用可能であるわけだ。

メラトニンを経時的に摂取する事で、寒冷環境曝露や運動誘導性の身体の発熱性反応を感度を高める効果があると考えられる。この事が肥満に対して有益な作用をもたらすというわけだ。そのカギとなるのが褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞の違いであって、褐色脂肪細胞のミトコンドリアにおけるUCP1タンパクの発現レベルがカロリー燃焼や発熱を誘導するというメカニズムなのである。

本研究による知見を元に、研究者らは今後の研究に対して資金援助を受けられる見込み、つまり本研究の有望性に注目が集まることを期待している。今後本研究をヒトに応用することによって、肥満に対抗する有益な手段を開発することが可能になるかもしれないのだ。

・LINK de DIETより抜粋
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=41726&-lay=lay&-Find

アボカドの健康効果

2013.9.24 EurekAlertより
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=41679&-lay=lay&-Find

アボカドには、健康だが過体重の成人の満腹感・血糖値・血中インスリンレベルに効果がある、というロマリンダ大学の研究結果が、2013年9月にスペイン・グラナダで開かれた第20回国際栄養学会のポスターセッションで発表された。

1食の総カロリー量を変えずに、食事に新鮮なハース・アボカドを加えるだけで過体重の成人の空腹感と食欲を減らすのに役立つそうだ。その上、食事にアボカドを追加すると、アボカドの無い食事を食べた時に比べてインスリンの食後の上昇が少なくなるという。

ハース・アボカド協会(HAB)の助成を受けた研究チームは、新鮮なハース・アボカドを他の食品と置き換えるか、単に食事にハース・アボカドを加えるかの形で昼食に新鮮なハース・アボカドを取り込む事による満腹感・血糖値・インスリン反応・および食後の食物摂取への影響を検証した。

HABの栄養ディレクターであるニッキ・フォード氏は「更なる研究が必要とはいえ、本研究は今後の研究がアボカドの満腹感・血糖値・血中インスリン応答に対する影響を決定するための有力な手がかりと基礎を提供した。本研究により、ハース・アボカドの持つ体重管理や糖尿病に対する潜在的な効果をより理解できるようになるだろう。

HABの理事長であるエミリアーノ・エスカデド氏は「HABは、2010年に新鮮なアボカドが持つ栄養と健康への効果に関する意識と理解を高めるための活動を行った。現在HABは、アボカドの消費と心血管疾患との関係、アボカドが体重管理や糖尿病に及ぼす効果、アボカドが持つ栄養の吸収を増強する能力を調査する7件の臨床試験を支援している。」と語った。

・LINK de DIETより抜粋
http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=41679&-lay=lay&-Find

秋の空

季節は秋になり、屋外で過ごしやすい時期になりました。風が涼しくなり、ふと気が付くと周りの自然の色が変わり始めているように感じませんか?木々の紅葉のように、はっきりとした違いではありませんが、空の色も秋らしくなってきていますよ。

夏の間、太平洋からの高気圧に覆われていた日本の空。秋になると風向きは一転し、大陸からの高気圧に覆われます。空気中に含まれる水蒸気の量が違うため、秋の空は透明度を増し、澄んで見えるのです。雲の形もまた、空気中の水蒸気の量や気流によって変化し、秋の空はいろんな表情を見せてくれます。


[写真:ウィキペディアより]
鳥の羽のような巻雲。


[写真:ウィキペディアより]
空一面に細かい雲がひろがるうろこ雲。


[写真:ウィキペディアより]
太陽の近くを通った雲に、日光の回折によってカラフルな色が現れる彩雲。
珍しい現象なので、見えることができたらラッキーなのだとか。

突き刺すような日差しから、一生懸命身を隠していた夏はもう終わり。
秋晴れの日は空を見上げてみませんか。