クリスマスとお正月の同居

日本人に宗教はあるのか?実は日本人ほど宗教にファジーな国民はないといえるほど、おおらかな八百万の神々(やおよろず)を抱擁する国民性をもっています。 いつの時代も好奇心が強く、新し物好きな性格で、中国から、 朝鮮から新しい文化がはいってくると、お金持ちや権力者はこぞって、金に糸目をつけずに購入し、研究し、発展させ、いつのまにか、本来の輸入品とは違うものに日本化させて行くのが、性格です。

お正月は神道のお宮参りを、初参りと称して一箇所で50万人ぐらいが3日間でお参りするほどの人気です。若い人のデートコースでもあります。同じ若者が、クリスマスには、クリスマスプレゼントを交換し、ターキーではなく、トリのモモの照り焼き、クリスマスケーキを購入し、楽しみます。 日本人は一神教の厳しさは合わないので、罪の意識をいくらといても、罪意識で震えることもなく、むしろその逆です。


PHOTO CITED FROM SOZAING.COM


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すべての人の中に神を見る。。仏を見る方が得意だともいえるでしょう。 洋風のクリスマスのディナーを用意した同じ家族の食卓で、お正月になると、おせち料理という伝統工芸的な料理を30種類以上も用意して、家族全員で新しい抱負をかたりながら、1月1日を過ごすのです。


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もちろんすべてのものに神宿る、、、と昔から人々は考えていたので、包丁もずっとつかって使い終わると、包丁供養をし、お経をあげて、冥福を祈るのです。
動物実験をすれば、年に一度はお寺にいって、ネズミの供養をし、天国にいけるようにと祈るのです。こんな科学者は他の国にはいないのでは???と思ってしまいます。。。