男性不況の時代に備えるために

現在進行形で年々、その傾向がはっきりしてきているのが、男性不況です。 これは失業率が、男性の方が、1パーセント弱、女性を上回っていることをさします。

なぜ!!!  これはいろいろ原因がありますが、一番は肉体労働で女性の入れない職業の製造、建設業が、衰退しているのが原因です。 日本のように人口減少していると、その分、新規住宅着工件数も減るので、その傾向は今後もつづくでしょう。一方日本で今雇用を拡大しているのはサービス産業で、ここは人件費が安く、その分女性が歓迎されます。
ハンバーガーショップでは60歳以上の女性が普通にはたらいているし、老人介護も女性中心です。

このように男性不況ともう一つこれに新しいトレンドが、かさなっているのは、新婚夫婦の所得格差が、5倍以上に広がっていることです。 高学歴の医者同士、サラリーマン同士の結婚で夫婦合わせて150万の所得になる人のカップルが一方で増えるのに、派遣社員同士の結婚で、合わせて30万の所得であれば、その差は5倍です。

現在男性で年収300万円をきると、結婚する率が10パーセントをわりこむほど、所得が結婚のネックになっているという統計がでています。それでは今後も所得はさがりつづけていけば、結婚そのものが高値の花???という信じられないこともあるわけです。

私はむしろ、貧乏をおそれるな。もっと上手に楽しく貧乏を楽しめ!!と言いたいです。そこに問われているのは、生活の知恵と、たくましさです。私も結婚した頃は、ど貧乏でした。でも御徒町まででかけて、一ヶ月分の肉、魚を安く仕入れ、小分けにして冷凍し、いつでもリッチに、お客様がきても満足してもらえる食卓を用意できていました。今ではコストコ、業務用ストア、99ショップなど、昔以上に安くて美味しい食卓が用意できます。 前に紹介した、ベランダ菜園も強い味方です。
東京以外なら、住宅費も安く、年をとれば、親の家をもらえる人が7割を超えるでしょう。
シェアハウスがはやってきているので、それもありです。

最後に頭をなやませるのは、何と言っても教育費です。しかし、これも塾産業の嘘に踊らされて大金をドブに捨てているかもしれません。習うなら、まずそろばん。そして家では音読と書き写し。作文。これだけで、十分に教育の基礎はお金を使わずに達成できます。英語はデズニーDVD。日本語で二回みたあと、英語で30回みれば、小さな子供ほど素晴らしい発音で英語を話すようになります。教育はお金なしでもできます。むしろ、自然に親しむ、ちょっとの冒険を沢山経験することで、個性がつちかわれてくるはずです。

国際社会で一番光るのは、嘘をつかない、約束を守る、両親の愛情をしっかり受けてきた、、これは片親でも十分ですが、 そんな家庭の子は笑顔が素晴らしいので、誰でも開けゴマで扉を開けてくれるでしょう。 むしろ、弱い人への優しさ、親切がもとめられます。これらはお金を払って、むしろ、お金で教育を買えば買うだけ人間から失われて行くものでしょう。

夫婦で400万から500万もあれば、超リッチに生きていける時代だと、考えを入れ替え、たくましく生きて行きたいものです。そうして、子供をしっかり産んでさらに豊かな幸せ家族を作ってもらいたいです。

男性不況は今では日本だけでなく、アメリカも含めて世界中のトレンドです。だからそれに合わせて、意識改革が必要なのです。男性が、自信喪失にならないように女性がパートナーをいつも尊敬し、褒めて行くのもこれからは一層大事な時代かもしれませんね。