キュウリの健康効果

最終更新日 2013年10月21日 by Kendra Crawford on LIVESTRONG.COM
http://www.livestrong.com/article/317043-health-benefit-of-eating-cucumbers/

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キュウリは96%が水分ですが、その栄養価は貴重なものです。
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キュウリは、ほとんどが水分なので低カロリーです。サイズが大きいものでも100カロリー以下となりますが、栄養価値は高いです。味は濃くありませんが、生で食べても、ピクルスにしても、キュウリには数多くの健康効果が期待できます。サラダに入れたり、野菜スティックにしてそのまま食べたり、またはディップを付けて食べるといいでしょう。 

由来

キュウリの起源は1万年以上前の南アジアやインド地方だと言われています。キュウリには多くの種類がありますが、スイカやズッキーニ、スクアッシュなどのウリ科に属します。下処理や食し方の特徴から、果物とみなされる事がよくあります。米国農務省によると、最近では、米国内の生産高が一番高いのはフロリダということです。

自然の水分補給

キュウリは96%が水分で構成されており、(参照: Organicfoods.com.au.) 人の体内構成の半分以上が水分ということもあって、様々な体のシステムが問題なく機能するためには不可欠な食源となります。水分が足りないと脱水症状を起こし、疲労や悪寒、または筋肉の痙攣などを引き起こすこともあります。唾液の生成や発汗時の体温を下げるためにも水分は極めて重要な役割があります。

ビタミンC

キュウリにはビタミンCも含まれています。抗酸化剤の一つとして、人の体をフリーラジカルから守り、細胞が損傷して、ガンや病気になるリスクを下げてくれます。ビタミンCはコラーゲンの生成や脳機能の働きを助けたり、体内で脂肪が処理されるのにも役立ちます。

ビタミンK

ビタミンAと同様に、ビタミンKは骨や体の組織を生成する役割がありますが、ビタミンKには肝臓が血液を凝固させるのに必要なタンパク質を作り出すという大きな役割があります。この凝固能力は出血障害のある人にとっては、切り傷や怪我をした時に大量出血するリスクを防ぐためにも重要です。キュウリのビタミンK含有量の約半分は皮の部分にあるので、健康効果を高めるためにも、皮はできるだけそのまま残すことをオススメします。

カリウム

キュウリ100g(3.5oz)には150mgのカリウムが含まれています。このミネラル分には新陳代謝を促し、筋肉組織を促す効果があります。また、適度な量のカリウムは心臓の電気活動を正常に保つのに必要です。カリウムを豊富に含む食生活は高血圧になるのを防いでくれます。

 出典元:  LIVESTRONG.COM
http://www.livestrong.com/article/317043-health-benefit-of-eating-cucumbers/