オクラの栄養について

Posted on LIVESTRONG.COM on Feb 2, 2014 by Jill Corleone
http://www.livestrong.com/article/371351-okra-nutrition-information/

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Bowl full of okra Photo Credit bahadir-yeniceri/iStock/Getty Images

オクラは古くから南部で親しまれてきた野菜で、トマト煮込みにしたり、スープにしたり、シンプルに野菜炒めにしてよく食べられています。オクラはあまり得意ではないと言う人は、きっと正しい調理法で食べていないからだと思います。オクラのネバネバであるムチンのせいで、野菜好きの人でも、オクラが苦手になってしまうこともあります。オクラはもう結構!と遠ざかっていた人も、再チャレンジしてもらいたいものです。オクラはカロリーが低いのに、食物繊維やカリウム、ビタミンC、養蚕、マグネシウムがたっぷり詰まっています。

低エネルギー密度の食材

エネルギー密度とは、重量に対して、食材に含まれるカロリー量のことを表わします。低エネルギー密度の食材は1gあたりのカロリーが低いもので、大量に食べても、摂取カロリーは低いということです。1/2カップ、およそ80gの茹でたオクラは25キロカロリー、つまり1gあたり0.3カロリーほどしかありません。体重を減らしたい、または健康的に体重を維持したいと願っているなら、オクラのような低エネルギー密度の食材をどんどん食べるべきです。

 

炭水化物と食物繊維

オクラのカロリーとなっているのは、ほとんどが炭水化物で、1/2カップで6gほどになります。炭水化物は人間の体が適切に機能するために必要不可欠な栄養素です。オクラに含まれる炭水化物には1/2カップで約2gの食物繊維が含まれています。食物繊維とは、一種の炭水化物ですが、人間の体では消化できないので、食物繊維が豊富な食材を食べると血液のコレステロール値を下げ、心臓病になるリスクを減らしてくれます。


たんぱく質が少しと、脂質はゼロ。

オクラのカロリー構成内容物には、たんぱく質と脂質も含まれています。ですが、脂質は本当にごくわずかです。1/2カップ中、たんぱく質は1.5gで脂質はトータルで0.1gほどです。炭水化物と同様に、たんぱく質も脂質も健康のためには必要な栄養源です。オクラのような食材に含まれるたんぱく質は体内の細胞修復を助けたり、免疫システムをサポートしてくれます。 炭水化物と同じように、食品に含まれる脂質はエネルギーを供給し、脂溶性ビタミンを吸収するのに必要なのです。

ビタミン類とミネラルが豊富

オクラは栄養素が豊富な野菜で、ビタミンC、葉酸、カリウム、マグネシウムなどの1日の必要量を満たしてくれます。抗酸化物質として、ビタミンCは細胞がフリーラジカルから損傷を受けるのを防ぎ、心臓病やガンになるリスクを下げてくれます。葉酸はビタミンB群で出産期の女性には非常に重要な栄養素です。なぜなら出産時の先天性異常を防いでくれるからです。 オクラのような食材に含まれるカリウムは筋肉を作り、炭水化物をエネルギーに変えます。 マグネシウムはたんぱく質の合成や筋肉の収縮・緩和活動をサポートしてくれます。

Original Article: LIVESTRONG.COM
http://www.livestrong.com/article/371351-okra-nutrition-information/