人形の町

Posted on THE HINDU on February 21, 2016
http://www.thehindu.com/todays-paper/tp-national/town-of-dolls/article8262710.ece

qq1

埼玉県鴻巣市にある鴻巣駅前のショッピングセンターで7mの高さを誇るピラミッド型のひな壇が展示されています。日本全国から1830体以上の雛人形が寄付され、人形の町としての地域PRとして3月6日まで展示されます。――写真:AFP

* * * * * * * * * *

3月3日は女の子の節句で「ひなまつり」で、女の子の健康と幸せを願う日です。ひなまつりが世界中で人々を魅了させるような特別なイベントなのは、女の子が誕生した時に各家庭で用意される雛人形があるからでしょう。

典型的な雛人形とは、7段祭壇のそれぞれを特定のアイテムで装飾したものを指します。1段目にはお内裏様とお雛様、2段目に三人官女、3段目に五人囃子、それ以降には右大臣、左大臣、仕丁、家具や籠車、お花など、所定の位置に設置します。7段がフルセットとみなされていますが、最近では5段作りや3段作り、またはお内裏様とお雛様だけを飾った1段作りの物も主流になっています。

インドの地元新聞THE HINDUの記事でも取り上げられるほど、ひなまつりは国際的な認知度があると言えます。