ウリ科野菜の健康効果

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http://www.healthizen.com/diet-nutrition/Health-Benefits-of-Gourds.aspx

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ウリ科に属する野菜は健康という観点からみると、利点が非常に多い野菜です。世界中で栽培されている瓜は様々な種類があり、インドで一般的に消費されているウリ科野菜はニガウリ(ゴーヤー)、夕顔(かんぴょう)、へびうり、ヘチマがあります。インドのヘチマは濃い緑色で、皮が尾根のように隆起しており、果肉は白くパルプ状の繊維質で、スポンジ状の実に包まれた種もまた白いです。

ヘチマは飽和脂肪、カロリーが非常に低いのですが、食物繊維やビタミンC、成長促進要素を含むリボフラビン(ビタミンB2)、亜鉛、チアミン(ビタミンB1)、鉄分、マグネシウムなどは豊富に含んでいます。インシュリンに似たペプチドやアルカロイドを含んでおり、血糖値を下げる効果があります。セルロースを含んでいるため、便秘解消や痔の予防に役立ちます。肝臓をきれいにして、再活性させ、滋養強化してアルコール中毒にならないようにしてくれます。

へびうりは自然の便秘薬、抗生物質、去痰薬でもあります。体を冷やしてくれる効果もあり、腸チフスなどを治療するのに役立ちます。心臓疾患に一番効果があり、ストレスから来る動悸の痛みを和らげてくれます。消炎性の効能もあり、体液生成を促し、それにより乾燥が原因で起こる諸症状を和らげてくれます。へびうりは糖尿病、特に2型糖尿病の治療にも役立つとされています。また体重管理をしている人にとっては、カロリーを抑えるのに役立つ食材として重宝されています。

夕顔(かんぴょう)はコレステロール値や糖質がとても低く、その割には、鉄分、食物繊維、ビタミンC、ミネラルが多く含まれています。アーユルヴェーダ療法やユナニ医学においては、神経系統を沈静化させ、減量促進に役立つことから、とても重要な食材とみなされています。体内に溜まるガスや消化不良、酸性・消化性胃潰瘍などに体が対応できるようにしてくれます。また若年性の白髪も防いでくれます。

ニガウリを食べると想像するだけで険しい表情になる人も大勢いますが、実は自然が与えてくれた最も効能がある野菜である事実に変わりはありません。インシュリンと同様の効果がある酵素を含んでいるため、非常に効果的に血糖値をコントロールしてくれるので、自然の糖尿病治療薬といえるのです。視力を良くするベータカロチンも含んでいます。胃病や胃腸感染症、痔などの治療には不可欠です。ニガウリには血液をきれいにしてくれる性質があり、ありとあらゆる病気を防いでくれます。

記事元(英文のみ) healthizen
http://www.healthizen.com/diet-nutrition/Health-Benefits-of-Gourds.aspx