Last Updated: Aug 16, 2013 | By Michele Turcotte, MS, RD Green Tea Benefits on Metabolism
http://www.livestrong.com/article/23345-green-tea-benefits-metabolism/
茶葉を生成する植物には本来、坑酸化物質であるカテキン郡が豊富に含まれています。緑茶は生成過程や醗酵度合いが少ないため、紅茶よりもより多くのカテキンが含まれています。緑茶の持つ健康効果は非常に大きく、がん予防に効果があり、心臓病のリスクを下げてくれます。緑茶には他にも重要な効果があり、新陳代謝を活発にすることで大幅に体質改善してくれると、多くの研究結果で明らかになっています。
カテキンが体重減少にどう役立つのか?
カテキンは有効な坑酸化物質であり、次の2つの方法で体重を減らすことができます。まず空腹感を引き起こすとされる、脂肪の分解や炎症性物質の生成を抑制してくます。1日にグラス3杯の緑茶を飲むと、3ヶ月で体重と腹囲が5%ほど減少するとされています。(ウエストが35インチ以上の女性、40インチ以上の男性は、スリムな人たちに比べて心臓病にかかるリスクが非常に高くなります。)カテキンを含んでいるものとして、緑茶(1カップ142ミリグラム)、チョコレート(4オンス53ミリグラム)、紅茶(1カップ27ミリグラム)があり、そのうち、緑茶と紅茶だけがカロリーフリーとなります。
緑茶のカテキンと坑酸化物質
アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリションに掲載された研究によると、カフェインとカテキン類1種である没食子酸エピガロカテキン、EGが含まれる緑茶が人体内のエネルギー消費(EE)率と油脂酸化(脂肪の燃焼)率を24時間で増加させることができるかどうかの調査を行いました。調査は3つのシナリオが用意され、ランダムに選出された10人の健康な男性が、朝食、昼食、夕食に緑茶(カフェイン50g、EG90mg)を与えられるケース、カフェイン(50mg)だけを与えられるケース、そして偽薬のプラシーボを与えられるケースに任命されました。調査の結果、緑茶はカフェイン含有量によって、油脂酸化を促進することが分かりました。
身体的活動が効果を高める。
アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリションに掲載された研究によると、緑茶のカテキン消費量に応じて、運動が腹部周りの脂肪量と血清トリグリセリド値(血中糖度)にもたらす変化が高まることを明らかにしました。132人の参加者がランダムに2つのグループに分けられ、1つ目のグループには625mgのカテキンと39mgのカフェインが含まれる飲み物を、もう一方のグループにはコントロール飲料(カフェイン39mg、カテキン無し)が与えられ、12週間摂取してもらいました。参加者はいつもとかわらない食事を摂りましたが、毎週180分間の適度な運動をしてもらいました。
12週間の調査後、体質、腹部周りの脂肪量、そして血清トリグリセリド値は標準であると計測されました。カテキンを豊富に含む飲み物を与えられたグループの参加者は、体重減少、腹部全体の脂肪量、腹部の皮下脂肪量、それに空腹時の血中糖度の比率が大きく変化していることが顕著に現れていました。この調査結果は非常に説得力があるようですが、明確に推奨事項を確立できるよう、今後も研究を重ねる必要があります。