ゴーヤがすい臓癌治療に効果あり!?

Posted on March 13, 2013 on redOrbit
http://www.redorbit.com/news/health/1112802158/bitter-melon-may-cure-pancreatic-cancer-031313/


Image Credit: bonchan / Shutterstock

コロラド大学癌センターの新しい研究結果によると、ニガウリの汁にはすい臓癌の細胞がブドウ糖を代謝する能力を制限すると示されています。つまり、細胞のエネルギー源を断ち切り、結果としてそれらを死滅させるというものです。

この研究結果は学術誌「発癌現象」で発表されました。

「3年前、研究者たちはニガウリのエキスが乳ガン細胞に効果があるとしたが、それは培養実験用シャーレの上でのみだった。この研究はもっと、さらに深く先へ進んでいます。」と同センターのガン予防対策チームの共同リーダーであり、スキャッグス薬科学大学教授のラジェシュ・アガーワール博士は言います。

「私たちが使ったのはニガウリの汁だが、アジア圏の国々の人は既に大量に摂取しているものだ。それはブドウ糖の新陳代謝経路に影響を及ぼしてエネルギーを制限し、すい臓癌細胞を死滅させることを突き止めた。」

アーガワール博士は斬新な方法で既存する研究内容を点と点でつなげるようにして、ニガウリに興味を持ち始めました。すい臓癌は一般的には糖尿病によって進行するものです。ニガウリの汁は2型糖尿病に効果を表しています。中国やインドでは糖尿病対策として、何世紀にも渡って民間療法として使われています。アーガワール博士と同僚たちは糖尿病を方程式から外して、すい臓癌とニガウリの関連性を直に調べてみたらどうなるだろうかと思いました。

アーガワール博士は、「すい臓癌細胞の代謝事象に変化が現れ、またAMP活性化したタンパク質キナーゼ、細胞内でエネルギーレベルが低いことを示す酵素が活性化する」ことが結果として現れたと言っています。

ニガウリはインスリン分泌細胞である、すい臓ベータ細胞をも統制します。細胞培養研究が完了したあと、すい臓癌実験モデルのマウスにニガウリの汁を与えました。対照グループと比較すると、ニガウリの汁を与えられたマウスはすい臓癌になる可能性が60%も低いことが分かりました。

「これは非常に面白い発見です。多くの研究者たちは、がん細胞が自らの力でエネルギーを得るような新薬の開発に取り組んでいますが、それができる天然由来の化合物がここにあるのです。」とアーガワール博士は言います。

アーガワール博士のチームはすい臓癌実験モデルのマウスの今後の化学予防トライアルで、ニガウリの研究を続けられるよう承認申請をしています。

Source: April Flowers for redOrbit.com – Your Universe Online
http://www.redorbit.com/news/health/1112802158/bitter-melon-may-cure-pancreatic-cancer-031313/

Topics: Health Medical Pharma, Anatomy, Oncology, Biology, Medicine, pancreatic cancer, Cucurbitaceae, Okinawan cuisine, Pancreas, Insulin, carcinogenesis, pancreas disorders, Bitter melon, Flora of Pakistan Image Credit: bonchan / Shutterstock

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ゴーヤのエキスが何故膵臓に特化して集まるのか??食べ物として食べた場合は血中を流れて全細胞に配られるので、この作用を膵臓にもたらすのに、どれほど食べるのか??
無理があるでしょうね。つまりこの実験は動物の膵臓に直接注射した場合の効果と言えます。 ブドウ糖代謝阻害がしっかり起こるのであれば、ダイエット、それに糖尿病のほうにいままでにすでに絶大な効果あり、、とされていても良いと思いますが・・・。
しかし、膵臓癌を治すのに、ブドウ糖を遮断すると効果あり。というのであれば、管理栄養で、ブドウ糖、炭水化物遮断食、ローカーボの食事をすると、一番治しにくい膵臓癌にも効果あり、、と考えられるというのは、すごく嬉しいことですね。