東京スカイツリーは、江戸時代にルーツを持つお土産が買える、21世紀の日本で一番イケてるタワーです。②

下町に育った人の思い出のひとつは、子供の頃食べた駄菓子。
飴、おこし、あられ、かりんとうなど、200年、300年もの昔からあるお菓子が多く、アメリカ人には驚きでしょう。フランス、オーストリアなどには歴史ある素晴らしいお菓子が多いですが、それらは貴族や王様だけに限られていたお菓子ですね。下町のお菓子は江戸時代からすでに一般の人が小銭を出して買っていたものが多いのが特色です。

昔ながらの日本のお菓子を探ってみませんか。
2階の「二木の菓子」はお菓子の問屋さん。昔懐かしい駄菓子がたくさんあります。

また、下町の職人たちは細かい仕事が得意です。
東京スカイツリータウン周辺は、かつて 第二次世界大戦前まではガラス製品を作る小さな工場町として栄えていました。ガラス産業は今でもこの土地の地場産業として残っています。

中でも江戸切子と呼ばれる繊細な細工が施されたグラスは美しく、おみやげにぴったり。
1階の「はせがわ酒店」店内にはお酒と一緒に繊細な江戸切子のグラスが展示販売されています。 美味しいお酒と一緒にグラスもいかがでしょうか。
江戸切子ガラスは、同じく1階の「私の部屋」というお店でも取り扱っています。

昔ながらのものと新しいもの。どちらもスタイリッシュにディスプレイされており、 眺めるだけでも楽しい時間をすごすことができます。
新しくなった下町に、ぜひ足を運んでみてください。

Reported by 菅原研究所 青池ゆかり、菅原明子