ミニトマト水耕栽培実験⑩ いろいろな苗が実をつけはじめました。

前回の写真から約一週間の3月7日の様子です。

暖房を使用していない部屋で育てていたミニトマトにも実が付き始めました。

成長している証です。実ができる事で受粉していたと確認が取れます。花をトントンと振動を与える事で受粉を促す方法は以前紹介しました。室内では風がないため花が振動を起こすことがありません。そのため、人工的に振動を与えてあげることで受粉を行います。写真にはないのですが、振動を与えなかった花はどのようになるかと言いますと、高い確率で受粉することなく花は落ちてしまいました。室内で育てる場合には、人工的に振動を与えてあげて受粉させた方がよいでしょう。このひと手間を加える事で受粉率は大きく変わります。

こちらは日中、暖房を使用している部屋で育てているミニトマトの全体です。高く成長しているのがわかります。

たくさん実を付けて順調に育っています。

3月に入り寒い日がありますが、陽射しが冬とは異なります。春に向かっている暖かな陽射しがミニトマトたちを照らしているのです。ミニトマトの若々しい葉に春の陽射しが当たることでミニトマトの緑色が綺麗に輝きます。日中は陽射しがあるので、日に当たるミニトマトは温かな環境にあります。日に当たる時間が日に日に長くなっていく事もあるのか、ミニトマトの成長も早くなっているように思えます。