ミニトマト水耕栽培実験⑫ ミニトマト初収穫

ミニトマト全体が赤く色づきました。そろそろ収穫してもいい頃かと思い水耕栽培で育てたミニトマトの初収穫です。

収穫されたのは全部で6個になります。収穫のタイミングが遅れてしまったためかわれてしまっているトマトが2個ありました。さらにタイミングが早かったのかやや緑色が残っているトマトが右の2個になります。収穫のタイミングの難しさを感じました。
これらのミニトマトは暖房を使用している部屋で収穫されたものになります。4つのプラスチック鉢に12個の苗が植えられています。

気になる味についてはどうでしょうか。ミニトマトの種類にもよりますが、このミニトマトの特徴は、トマトの味がはっきりとして甘みと酸味がある味との事です。実際はどうでしょうか。

大きさとしては市販されているミニトマトよりもやや小ぶりになります。これは余分な枝や葉を取り除かなかったことが原因に上げられるでしょうか。また、冬の時期に育てた影響なのでしょうか。

色は写真では分かりにくいのですが、濃い赤色をしていました。右の2個は、赤オレンジのような若い色です。どちらも艶と張りがあり見た目は美味しそうなミニトマトでした。では、実際の味はどうでしょうか。どちらも皮と果肉がしっかりしており、歯ごたえもありました。中のジェル状になった種の箇所もはっきりとしています。果肉の部分は甘みがあり、噛むとさらに甘みが増します。一方でジェル状の種の部分はトマト特有の香りと酸味がありました。どちらも濃い味であり口の中で酸味と甘みの両方が感じられます。味は全く問題ありません。

今回が初収穫という事で、どのような味になっているのかと食べるのが楽しみでした。思っていた以上に酸味、甘みそしてトマト特有の味が濃く表現されており、期待以上の出来だと思います。味に関しては問題なくおいしいミニトマトでした。ただ、大きさが少し小さいように思われます。小ぶりのミニトマトでした。これが手入れの問題なのか、栽培時期の問題なのか、また種類の問題なのか今後のミニトマトの成長に注意して観察していきます。