ミニトマト水耕栽培実験⑱ 連休明けのミニトマト

ゴールデンウィークの前半が終わりました。その間、ミニトマトの手入れができなかったためその様子が気になります。まずはその日の収穫されたミニトマトを見てください。

4月30日に収穫されたミニトマトです。前回に比べると収穫できた数が少ないように感じられます。写真に写っている数は少ないのですが、実際の数は前回と同じくらいかやや多めとなりました。その理由は以下の通りです。

1つ目は、連休中の間に収穫できなかったミニトマトの一部は落下して床に落ちていました。これは冬場に暖房を使用して育てたミニトマトにみられます。原因としては、成長のピークを過ぎたこのミニトマトの枝がミニトマトの重さを支えきれなかったために落ちたと考えられます。ピークを過ぎたとはいえ、まだ青い実を付けるなどミニトマトが実っています。

2つ目は、収穫のタイミングが遅かったためミニトマトの実が割れてしまった事です。このようなミニトマトがいくつもありました。写真ではその一部を紹介します。

3つ目は、ハダニなどに侵されたしまったミニトマトです。基本的に手を加えずに育てるという事で、ハダニの駆除は極力行わないようにしてきました。しかし、その繁殖力の強さからあっという間にミニトマトの葉や実を浸食していきます。そのため、一部のミニトマトでは葉を取り除いたり、ハダニのいる葉や実を水で洗うなどして駆除を行ってきました。

写真のミニトマトは駆除を極力行わないで育てたミニトマトになります。黄色く模様のように出ているミニトマトが害虫にやられたミニトマトです。室内で育てているミニトマトなので農薬を使用せずハダニなどの害虫駆除を行う良い方法が見つかりませんでした。

このような理由より、収穫数は多いものの実際にきれいな形で収穫できたミニトマトは少なくなってしまったのです。