ミニトマト水耕栽培実験 21 種の採取と発芽

水耕栽培実験を始め、その栽培能力に驚きました。大きな手間がかかることなく発芽から収穫まで行う事が出来ました。まだまだミニトマトの収穫は続いていますが、ここで一息入れたいと思います。

収穫されたミニトマトは、その都度食べ味を確認しています。最近は収穫される数が多くなりミニトマトだけでお腹がいっぱいになってしまいます。今回は収穫されたミニトマトの中から大きくて形のいいものを選び、種を取り出したいと思います。一代交配種ではないので、種を取り出して使用しても品質は収穫されたミニトマトとほとんど変わらないと思われます。

種の取り出し方法。
1.ミニトマトから取り出した種をお茶パックに入れる。
ジェル状の部分も入れてよい。この段階で綺麗に種だけ取り出す必要はない。
2.お茶パックごと洗う。
ここで綺麗に種がお茶パックの中に残るように優しく擦るなどして洗う。
3.水をよく切り風通しの良い場所で乾燥させる。

これが種の取り出し方です。取り出した種を利用して再度ミニトマトの栽培を行う事が出来ます。
今回取り出した種で本当に発芽するのかどうかを確認するため、取り出した種を使用して種まきをしました。

右がミニトマトで左がパプリカになります。今回は、料理で使用したパプリカの種も一緒に種まきをしました。パプリカはスーパーで食品として売っているパプリカです。発芽するかどうか気になる所です。
詳しい種まきの仕方については、ミニトマト水耕栽培実験の最初の記事を確認してください。

およそ20日後の写真になります。

ミニトマトはおよそ10日後には芽を出していました。うっすらですが、スポンジの下から根が伸びているのが分かります。およそ20日後ではこのくらいの大きさになりました。発芽率は100%です。
左のパプリカは、ミニトマトに比べると発芽が遅いようです。発芽はしないと思い諦めていたのですが、20日後にスポンジから芽が出てきました。他の種もまだスポンジの中ですが、種から芽は出始めています。手間がかからず、簡単に発芽させることができました。