結界の科学

結界という言葉をきいたことはありますか?
安倍晴明がもののけをその空間にいれないために、おまじないをして、その空間を清めていた…そんな場所か?

今日テーマにあげた結界はそれほどサイキックなものではありません。 実はマイナスイオンフィールドを炭素埋設で作ってできる場所の内側。これも難しいですね。

7月7日投稿の記事『イヤシロチとケガレチ』の中で、大地には、イヤシロチ(マイナスイオンがプラスイオンよりも多く認められる場所) の話をしましたが、 このイヤシロチは、一辺30メーターの正三角形の頂点ごとに、直径1メーターの丸い穴を、深さ1.5メートルで掘り、そこに150キロの粉炭を埋め、土を埋め戻して作ります。これをずっと拡大していくと、大地はどれほどのヘクタールの場合でも、その中はイヤシロチ。マイナスイオンが優位の場所になります。例えば、この内側と外側に麻の縄を張れば、最も内側は、マイナスイオンが多くなります。

例えば、新しい住宅を建てるときに、神主さんを呼んで、しめ縄を貼った四角の場所に酒を撒く。この内側と外側のイオンを測定してみると、内側はマイナスイオンが多い、結界といえるのです。

比嘉先生の指導する農地に鳥が飛んできて作物を荒らす。例えば雀などですが、その時にはEM500ミリのボトルを農地の周囲にはりめぐらすと、めっきり鳥の害を防げるといいます。これも結界です。

それでは炭素埋設の結界とEMの結界に共通点があるのかないのか?これは最も大事なポイントですが、実は、どちらも遠赤外線の成長波長の6.27波長を出しており、しかもその場所の周囲を全部囲んだりすると、その波長は4辺が互いに周波数として共鳴し合い、時間と共に周波数は強く発生していくようになります。この波長がマイナスイオン優位な環境であり、そこでは、シロアリ、蚊、蛾、腐敗細菌が入ってこられなくなります。地面にEMボトル500ミリを1/3だけ出して、農地の4辺に等間隔で埋めておくと、モグラを遠ざけることにも成果を出せるのです。

能登半島の小さな企業がマイナスイオンの出る黄色の10 cm幅のテープを結界用として売り出しています。実験はTVでやっていますが、カラスの好きな肉を中央においておきます。
対照となる同じ結界をマイナスイオンのでないテープを張り巡らせた四角の場所では、カラスはさっさと結界の中に入ってきて肉をついばんで、全部食べきってしまうのに、イオンの結界は一匹も入ってこられないのです。

昔の神社で、麻に紙を垂らした、しめ縄上のものを大事な場所を囲むように張り巡らせてきたのは、このような効果を実体験として知っていたためだと考えられます。

私は、江東区の公園と老人ホームが隣接する場所に、上に述べた炭素埋設を6箇所埋めて観察をしています。 実際に、そこのイオンバランスは、その公園から100メーター以上離れた場所と比較して、いつもマイナスイオン優位の良い場所になっています。

大きな面積をイヤシロチにかえることは、オセロゲームの黒を取り替えるのに似ています。
端っこを黒から白にすれば、全部を黒から白にかえられるのですから。


四角の土地縄を張り、このような神聖な紙を付けたものが結界です。