照り焼き ③

照り焼きと聞くと鶏肉のイメージが強いですが、日本では様々な食材が使われ、出来上がった料理は同じTERIYAKIソースを使っていても変化に富むものになっています。昔ながらの照り焼き料理はもちろんのこと、照り焼きソースを使った簡単な料理、おやつ、また照り焼きソースにジャムやフルーツを加えて、パーティー料理にも活用できる軽やかで華やかな料理もご紹介します。

―チキンウイングの甘辛煮―

チキンウイング12本、醤油大さじ4、ママレード大さじ4、生姜ひとかけ
ブロッコリー1/2個

1.生姜は皮をむき千切りにする。
2.鍋にチキンウイング、醤油、ママレード、生姜、水2カップを入れて中火にかけふたをして15分ほど煮込む。
3.ふたをとり、火を強め、煮汁が少なくなるまで煮込み火を止める。
4.お皿に盛り、ブロッコリーの茹でたものを盛り合わせる。

「アレンジ」
―スペアリブのオレンジ風味照煮―

スペアリブ800g、生姜ひとかけ、オレンジジュース200ml、 マーマレード大さじ2
トマトケチャップ大さじ2
しょうゆ大さじ2、水100ml、黒豆の甘煮100g、オレンジ2個

1.生姜は皮をむいて千切りにする。
2.黒豆以外の材料を鍋に入れて、ふたをして20分間煮る。途中水がなくなりそうになったら、水分を足す。黒豆を入れてさらに10分煮込む。仕上げ時に、火を強くして、全体に照りが出て煮汁が少なくなったら火を止める。
3.お皿に盛り、オレンジの薄切りを添える。

アレンジ
「照り焼きソース+キウイフルーツ」
―揚げ魚のフレッシュ照り焼きソースかけ―

魚4尾(撮影はあじ)、 塩コショウ適量、 小麦粉大さじ4、 揚げ油適量
キウイフルーツ2個、 醤油大さじ3、 酒大さじ2、 砂糖大さじ1
ミックスリーフ適量

1.魚はうろこをとり、内臓を取り出しさっと水洗いして、キッチンペーパーなどでよく水気をふきとり、塩コショウをしておく。
2.全体に小麦粉を薄くまぶし、余計な粉ははたいておく。
3.中温に熱した油の中に魚を入れて、中まで火が通るまでじっくりと揚げる。
4.キウイフルーツは皮をむきすりおろす。
5.すりおろしたキウイフルーツの中に酒と砂糖を入れて火にかけ、全体がふつふつと沸騰したら醤油を入れて混ぜ、火を止める。
6.食べる直前にキウイソースを魚にかける。ミックスリーフをそえる。

―白身魚(タコ)のカルパッチョ―

白身魚刺身用もしくはタコ刺身用300g(撮影はタコ)、 玉ねぎ1個、 トマト1個
キウイフルーツ2個、 醤油大さじ3、 酒大さじ2、 砂糖大さじ1/2

1.白身魚は薄くそぎ切りにしておく。玉ねぎは薄くスライスし水に10分ほどさらしざるにあげておく。トマトは皮をむいて、種をとり、1センチ角に切る。キウイフルーツは皮をむきすりおろす。
2.すりおろしたキウイフルーツの中に酒と砂糖を入れて火にかけ、全体がふつふつと沸騰したら醤油を入れて混ぜ、火を止め、冷ましておく。
3.スライスした玉ねぎをお皿全体にのせ、その上に白身魚をのせ、トマトものせて、ソースをかける。

「おやつ・軽食」
―みたらし団子―

白玉粉200g、絹ごし豆腐200g(もしくは水170㏄くらい)
醤油大さじ2、砂糖大さじ2、片栗粉小さじ1

1.白玉粉に少しずつ豆腐(水)を入れて練りひとまとまりにする。
2.①を一口大に丸める。
3.お湯を沸かし、②を入れて3分ほど茹で一度水にとり、ざるにあげて水けをきる。
4.鍋に醤油、砂糖、水100㏄を入れて火にかけ沸騰したら、片栗粉を大さじ1の水で溶いたものを入れて混ぜ、全体がふつふつと沸騰したら火を止める。
5.白玉団子にたれをかける。

―五平餅―

ごはん4膳、醤油大さじ2、砂糖大さじ2、すりごま大さじ2

1.醤油、砂糖、すりごまは良く混ぜ合わせておく。
2.ごはんは熱いうちにしゃもじやマッシャーなどで軽くつぶし、水をつけた手で小判形に形作る。
3.網焼きにするか、熱して薄く油を敷いたフライパンに入れて両面薄く焦げ目がつくまで焼く。
4.①のたれを全体に塗り、もう一度網焼きにしてあぶるか、フライパンで両面を軽く焼く。

―揚げ餅―

切り餅4個、揚げ油適量、醤油大さじ4、砂糖大さじ3、水大さじ2

1.切り餅は2センチ四方に切る。醤油、砂糖、水は合わせて一度沸騰させておく。
2.揚げ油を中温に熱し、切った餅を入れてよくふくらむまでじっくりと揚げ、油をきり、お皿に盛りつける。甘辛ソースを上からかける。