ミニトマト水耕栽培実験① 種まき

以前「100円グッズを使って簡単家庭菜園」の記事で触れましたが、
昨年9月末よりミニトマトの栽培実験を行っています。ミニトマトの栽培時期は春に種を蒔くことが一般的ですが、室内で育てる事と水耕栽培という簡単でありながら元気に植物が育つ手法を活用して育てるため寒い冬も越すことができるのかどうかという実験も同時に行いたいと思い9月末に種を蒔きました。今回は種を蒔きから発芽までの状況を説明いたします。

これが種を蒔きの様子です。使用しているのは、100円均一ショップで売られているトレイとお茶パック、お茶パックに入っている白い小さな石のようなものはパーライトです。お茶パックにパーライトを3cmほど入れてトレイに並べます。そしてパーライトに水を注ぎ湿らせて平らになるように安定させるのです。その上に種を蒔きます。

今回は発芽率がどれほどのものかわからなかったので、お茶パック1つに対して3,4種入れてしまいました。しかし、実際はお茶パック1つに対して1,2種で十分です。なぜならば、発芽率は100%だったからです。意外な成長に驚きました。

さて、種を蒔いた上にパーライトをパラパラと少量振り掛け、種を隠すようにします。そして、水をトレイの半分(1cm)程度に浸かるように注ぎます。水が減ったら付足すように心がけてください。気にするのは水の量だけで問題ないでしょう。

写真の左上にスポンジがあります。これはスペースが空いてしまったので、スポンジを活用した種まきを行ったのです。1.5cm四方のスポンジの上に切り込みを入れ、その切り込みに種を入れます。スポンジに水が含まれるように湿らせます。 どちらの方法でもしっかりと発芽します。ここまでにかかった手間は、お茶パックにパーライトを入れる事とスポンジに切り込みを入れるだけです。簡単にできます。