ミニトマト水耕栽培実験⑨ 成長に伴い栽培場所の移動

これは3月1日の様子です。小さかったミニトマトも順調に成長しています。色はまだ緑色です。

そして、背丈は窓枠を大きく超え、天井へと届くほどになりました。これ以上は支えを作ることができないので、ミニトマト自身の力で立ち上がってもらうしかありません。これほど成長するとは思っていなかったのです。高さにして2m20cmはあるでしょうか。この写真のミニトマトは、暖房を使用している部屋で育てているトマトになります。使用していない部屋のトマトはどのようになっているのでしょうか。

大きく成長しているものでこれくらいになります。それでも170cmにはなっているでしょうか。

苗を多く入れたものも枯れることなく成長しています。極力手を加えないで栽培を行っているので、葉や枝が密集しています。実験を振り返ってみると、これだけたくさんの苗を入れたものに関しては、手入れをした方が良い結果になると考えられます。枝や葉が絡まってしまい互いを痛めつけあっているものが多く出てきているのです。そして、水耕栽培で栄養の供給が良いとはいえ、ここまで密集したものになると一つ一つの苗への栄養の供給の効率が悪くなっているように思えます。水の循環と共に常に液肥を補給できる環境にあるのならばその問題も改善されるかもしれません。それでも、枝や葉が絡み合う事で互いを痛め合う事の問題は解決されません。そのため、水を補給する時に一般的なミニトマトの栽培方法と同じように多少余分な枝を取り除くのがよいかと思います。この写真のミニトマトの苗は指1本分の間隔を空けて並べてあります。

前回の記事で、茎や葉が立派に育っているとお伝えしたミニトマトです。成長に伴いテーブルの上で育てていたものを窓際へと移動させました。これから上方へと大きく成長してくれることでしょう。また、支柱の長さが足りなくなってきたので、カーテンレールより紐を吊るして代用する方法を取っています。

それぞれのミニトマトが花を咲かせながらもさらに大きく成長しています。どの苗も立派に成長しています。今のところ、手を加えているのは水(液肥を含む)を与える事のみです。家庭で簡単にできる栽培方法として十分にかつようできるのではないでしょうか。今後の収穫状況なども参考にして下さい。